2009年5月14日木曜日

準決勝

additional timeにgoalをきめたイニエスタ

アーセナルは無残な負け方でした。マンチェスターU との第2レグ、前半の10分で勝負は決着してしまいました。朴とC.ロナウドのゴールによってアーセナルの選手たちは意気消沈してしまいました。あろうこ とか指揮官のあのベンゲルまでもが・・・・。このような状況に置かれたとしてリバプールやチェルシー、マンチェスターUでもアーセナルと同じような状況に 陥るでしょうか?いや、おそらくそんなことはないと思います。リバプールならジェラードやキャラガーが皆を鼓舞するでしょうし、チェルシーならランバート とテリーが、マンチェスターUならリオ・ファーディナンドとルーニーが同様に他の選手たちにまだ諦めるなとハッパをかけるでしょう。そうです、アーセナル に欠けているもの、それはイングランドの主力選手なのです。昨年までのキャプテンのギャラスはフランス人ですし、セスクはスペイン人。ウォルコットはイン グランド人ですがまだまだ若過ぎる。アーセナルの最大の弱点は、イングランドの中心主力選手がいないことだと思います。特に逆境においてはそういう選手が 必要なのです。バルセロナには、カンテラ出身の主力が沢山います。それがバルセロナの強みのひとつであることは誰も疑うことはないでしょう。それでは、来 期、アーセナルはイングランド人の主力選手(できれば守備的MFかCB)を手に入れればいいかというと、そういうわけでもないと思います。その選手がチー ム内で信頼を獲得し中心選手となるにはそれなりの年月が必要だからです。ということは、ウォルコットが主力として活躍し続け、もう3−4年経つのを待てば いいことなのかもしれませんがそこまで待つのもなあ・・・と思わずため息です。あっ、そうだ、GKのアルムニアがいました。彼はスペイン人ですが、イング ランドで5年間プレーすると帰化申請がおりるということで、現在帰化申請中という話をききました(スペイン代表として招集される可能性は殆どないという現 実と反対にイングランド代表には現在正GKがおらず、FAとしてもアルムニアの帰化を望んでいるらしい)。アルムニアならもう既にアーセナルの主力選手で すし、GKという立場もキャプテンとして相応しいように思えます。どうでしょうか?でもやはり、闘将キーン(アイルランド人ですが)のような選手が欲しい というのが本音です。
チェ ルシーは試合の主導権を殆ど握っていながら最後の最後でやられてしまいました。倉敷アナウンサーの「理不尽な敗戦」というのに同意します。しかし、イニエ スタがゴールを決めた瞬間のグアルディオラのあの走りは凄かったですねえ。また、そのグアルディオラについていったシウビーニョも凄かった。あれは「俺を 出せ、俺を出せ!」って言ってるんでしょうね。ノルウェー人の主審はいろいろと言われて大変ですね。まあ確かにヘタな審判でしたが、それは仕方ない。やは り肝心なところではビデオ判定を導入するというのが理にかなっていると思います。特にPKかどうかを判定するにはビデオ導入で複数審判の判断に任せた方がいいです。どう観ても難しいですよ。
で、決勝はバルセロナ対マンチェスターUということになりました。
現在の状態、最近の戦いぶりを見る限りでは、マンチェスターU の圧勝のような気がしますが、バルセロナにもがんばってもらいたいです。アンリとイニエスタが欠場かもしれないという噂もあり、それではまったく勝ち目が ないような気もしますが・・・・。ちなみにわたしはプレミアファンですが、好きなチームの順番はビッグ4に限るなら アーセナル>リバプール>チェル シー>マンチェスターU となります。ですからまあマンチェスターUが勝とうが負けようがどうでもいいんです。だけど今のマンチェスターUは本当に強いで すね。強すぎます。ですからテベスには来期必ず移籍を望みます。できればリバプールへ。マスチェラーノと再会して、来期こそはリバプールにプレミアシップ をもたらしてほしいものです。