2020年12月31日木曜日

2020年ベストワン

 

 クイーンズ・ギャンビット』(原題: The Queen's Gambit)は、アメリカの配信ドラマである。冷戦期を舞台にチェスの天才少女を描く。原作は『ハスラー』『地球に落ちてきた男』で知られるウォルター・テヴィスによる『クイーンズ・ギャンビット(英語版)』(日本語未訳)。スコット・フランクが全話の脚本と監督を担当し、アラン・スコットとともにプロデュースも手がけている。2020年10月23日よりNetflixにて全7話が一挙配信された。 

毎年恒例のベストワンであるが、映画はこれまでのエントリーで紹介したように幾つかの名作に出会った。小説は現在「三体」の続編を読んでいる途中であり、これの評価は来年度となる。他は特になにもないような・・・。で、今年はこれまで以上にサブスクリプションが脚光を浴び、この流れはしばらく続くものと思われる。

わたしも映画を観るために映画館へ足を運ぶことがなくなったし(NetflixやAmazon Prime、U-nextで十分)、本を購入するために本屋へ行くこともなくなった(kindleで十分だし多量の雑誌はdマガジンで十分)。音楽を聴くために、あるいはCDやDVDを購入するためにレコード屋に行くこともなくなった(Apple musicで十分)。スポーツの中継を観るために、TVをつけることもなくなった。いや、これは間違いで、TVはつけるのだが、地上波を観ることは決してなくなった(DAZNで十分)。つまり、多種多様のサブスクリプションがあればそれで事足りるのである。

ということで、今年はサブスクリプション元年という感じで、そのサブスクリプションから生まれでた名作「クイーンズ・ギャンビット」をベストワンとする。Netflixで配信されたこの作品、とてつもなく面白かった!Netflix独自制作の他の作品としては「全裸監督」「愛の不時着」などの名作があったが、それらを軽く超えた名作がこの「クイーンズ・ギャンビット」だ。主人公の天才少女役を見事に熱演したアニャ・テイラー・ジョイは素晴らしかった。