Lat式Miku
気がついたら11
月も終わろうとしており、一度もエントリーがないことに気づいて急遽書いてます。今月は、初旬に大きな学会があり、また先日も中規模学会があり、初旬のや
つではインストラクションコースというやつで講演し、先日（厳密に言うと昨日）はランチョンセミナーで講演してきました。12月初旬にも専門研究会で特別
講演をしなければならず、かなり忙しくなっています。で、インストラクションコースはやはり他の医師たちにインストラクトすることが目的ですので内容もマ
ジで講演スライドも他の演者たちと合わせるようにして背景色なしのフォントも地味なものを使用してとにかくわかりやすいことを心がけて作りました。で、問
題はランチョンセミナーの方。こちらは共催メーカーがあり、聴衆は無料の昼弁当を食べながら気軽に聴くというものですので、講演する側も難しく考えずに、
なるべく遊びの要素も取り入れて講演することが許されているという雰囲気があります（と自分が勝手に思い込んでいるだけかもしれませんが）。で、内容は最
近のわたしの臨床分野で最も関心があり、過去２年間に学会で少しずつ発表してきたものをまとめたものに新たな知見を加えたというわたし的には非常に充実し
た中身のものなのですが、それをそのまま講演しては堅苦しいだけですので、今回の共催メーカーの主力商品であるiMicsという眼内レンズの名前に絡ませ
て講演のナビゲーター役として初音ミクをスライドに登場させてみました。もちろん、MMDで動画を製作しそれを貼り付けるというもので、スライド作成アプ
リはMacのKeynoteを使用しました。MMDのミクモデルデータはLat氏のもを使わせていただき、複雑なモーションについてはモーションデータを
ダウンロードしてそれを使用しました。単純な「考える所作」や「質問する所作」等は自作しました。で、各スライドでミクが動いてナビゲートするその様はな
かなか面白く、われながら「いい仕事ではなイカ！」とイカ娘風に思ったのでした。会場の受けはどうだったか？聴衆は老若男女様々な医師たちです。ランチョ
ンセミナーでは有名な教授や引退した名誉教授なども昼ごはんがてら聴きに来ます。で、実際、今回のランチョンセミナーにも多くの教授たちの姿を見受けまし
た。で、その反応は？・・・・正確に言うとわかりません。話すことに熱中していて聴衆の反応を見るまでの余裕がありませんでした。内容のボリュームがかな
りありそれを制限時間内におさめなければならなかった（約15分）ので、かなり早口で話さなければならなかったのです。でも、笑い声がかなり聞こえていた
のでまあ反応は上々であったのではないでしょうか。学会講演でMMDのミクを登場させた初めての人になればいいのですが、おそらく誰かがすでにやっている
でしょうね。まあ、いいや。
12月の特別講演
は１時間ありますので余裕をもって話すことができます。開催地が神戸ですので兵庫県にちなんでハルヒネタで講演を彩ろうと考えてます。もちろん、内容はわ
たしのこれまでの業績をまとめたものですが、そこにハルヒが加わるとさらに面白いものになるものと思われます。ただ残念なことにハルヒのMMDモデルは未
だありません。長門はあるのでとりあえずナビゲーター役は長門にしようかと思案しております。この忙しい年末を乗り切った後で、ゆっくりと新たな動画作品
を制作したいと考えています。ということでなんとか11月にエントリーできてよかった。乙。
