2011年10月25日火曜日

欧州サッカー雑記

 
ダビド・ホスエ・ヒメネス・シルバDavid Josué Jiménez Silva1986年1月8日 - )はスペインカナリア諸島出身のサッカー選手プレミアリーグマンチェスター・シティFC所属。ポジションは主にMF(オフェンシブハーフ、サイドハーフ)。

先日(23日)、久々にサッカーTV観戦で興奮しました。
その試合は、プレミアリーグのマンチェスターユナイテッド VS マンチェスターシティ。いわゆるマンチェスターダービーです。これまでは王者ユナイテッドの圧倒的な強さゆえそれほど関心をそそられる試合ではなかったの ですが、今年はシティの好調さもあり興味津々でTV観戦しました。で、ユナイテッドがホームで木っ端微塵に打ち砕かれてしまい、いやあ、ほんと痛快でし た!
わ たしはプレミアファンで、アーセナルサポですが、一番嫌いなクラブがマンチェスターユナイテッドです。要するにユナイテッドが強すぎるから。ファーガソン の長期政権でほとんどぶれることなくその強さを維持している姿は羨ましいというか憎々しい限りです。反対に今期のアーセナルはまったく期待できません。ベ ンゲル政権になって初めての危機感溢れるシーズンではないでしょうか。おそらく上位4チームには入れないと思います。ということは来期チャンピオンズリー グ出場権はなくすということです。まあ仕方ないです。せめてヨーロッパリーグへの出場権は得てほしいものです。
で、 マンチェスターシティ。今期は強い!ようやくマンチーニ監督のもと、チームとしての体をなしてきました。その核となるのは、シルバです。実は昔から(昔と いっても彼がバレンシアにいたころだからほんの5年くらい前からですけど)シルバのファンだったのです。前回の欧州選手権では、このシルバとバルサのチャ ビ・イニエスタ・セスクの4人がスペインの中盤を形成し、見事に優勝を勝ち取ったのです。この4人はみんな好きです。そのなかでもシルバはバレンシアとい うリーガではバルサ・マドリーの次に位置するクラブに所属し、昨年、プレミアのマンチェスターシティ(これもプレミアでは中位に位置するクラブ)に移籍し たという他の3人がビッグクラブに所属しているのとは違ってちょっと陰のある道を歩んでいるというところがまたいいのです。顔も整っていてなんとなくアジ アっぽい感じもまた好感度が増す一因です。
昨 期のシティは、チームとしての形がもうひとつでした。それでもイタリア人監督マンチーニだけあってディフェンスはかなり強固なものをつくりあげていたので すが、攻撃は連動性というものがなく、テベス頼みな感じでいまいちでした。それが今期は、アグエロとナスリ(アーセナルからの移籍です。ううっ、悲し い・・でもがんばれナスリ)の加入によって攻撃陣が見事な連動性を得ることになったのです。加えて、問題児バロテッリが改心して見事な活躍をしている。こ のバロテッリも問題児といわれながらも繊細な一面がありその技術は卓越していることから選手としては非常に魅力的です。ナスリ、アグエロは言うことなしに 魅力的な選手ですし、そこにクリシー(かれもアーセナルからの移籍です・・・ううっ、でもがんばれクリシー)、ミルナー、リチャーズ(シティ生え抜き)等 が加わり、ディフェンス陣は昨年同様にすばらしく、ゴールはイングランド代表守護神のハート(実はGKとしてはわたしはシェイギブンの大 ファンなのです。あしからず。かれのヴィラでの活躍を期待しています)というチームとして個々の選手が魅力的でそれが一致団結した闘争心を示すことができ るというのは常勝するチームの姿といえるべきものです。もちろん、今期もアーセナルを応援するのは当たり前ですが、加えて、シティも応援したいと思ってま す。シルバのために、バロテッリのために、ナスリのために、クリシーのために。アーセナルから二人が加わったからどうしても応援したくなるのです。
で、そのアーセナルから移籍したもう一人が、セスク・ファブレガス。バルサへ戻っていきました。
バルサカンテラ出身のセスクとしてはそうするのは致し方ないです。セスクの気持ちを考えるといくらアーセナルファンのわたしとしてもかれがバルサへ戻りたがるのはやむを得ないと思います。
そのセスクが戻ったバルサ。昨期、史上最高のチームとなったバルサですが、セスクの加入によりこれまでの4-3-3 に加えて、今期は3-4-3を導入し、さらなる発展を成し遂げようとしています。昨期以上のさらなる史上最高のチームを目にすることができるかもしれませ ん。で、そのカウンターとなるレアル・マドリーもモウリーニョの2年目ということもありこれまでの試合を見る限り、さらに攻撃的なチームとして熟成されつ つあります。カカーも復活したみたいだし。レアル・マドリーもレアル・マドリー史上最高のレアル・マドリーになるかもしれません。つまりバルサとレアル・ マドリーという史上最高のチーム同士が雌雄を決するのが今期のリーガとチャンピオンズリーグなのです。いやあ、楽しみだなあ。チャンピオンズリーグの決勝 はぜひバルサVSレアル・マドリーになってほしい!ぜひぜひ!UEFAさん、よろしくお願いします。この両クラブに対しては残念ながらプレミアのどのクラ ブも勝てないと思います。プレミアファンとしては一面寂しくもありますがそれが現実です。でもリーグとしては、シティ・ユナイテッド・チェルシー・リヴァ プール・トッテナム・アーセナルが拮抗して(前3つと後3つにはちょっと差があるかもしれませんが)対戦していくプレミアは一番面白いのです。TVでの放 映時間も観やすい時間帯ですし。
で、話は変わって、Jスポーツの「Foot!」が今期から月〜金の間、毎日放映となりました。で、欧州各リーグのダイジェストを放映してくれるようになったのでこれまた楽しみが増えました。田口さん、ありがとうございます。