Tina Sはフランス・パリ出身のギターリスト。現在15歳。
彼女のYouTube Channelは、こちら。
今回はベビメタの話題ではありませんが、入りはベビメタからです。
ベビメタの新曲「Road of Resistance」は聴けば聴くほどいい曲です。出だしは、Judas Priestの「The hellion」を意識したということで、わたしはなんともいえない感慨をおぼえたのでした。なぜなら大学時代に制作した映画で、わたしがBGMとして採用したのがこの「The hellion」だったのです。と、それだけのことですが・・・・。
で、この新曲にはDragon Forceが深く関わっているのですが、このドラフォの楽曲のなかでも最も有名であり、かつギターリストにとって超難曲といわれるのが以前にも紹介した「Through the Fire and Flames」なのですが、これを見事にギター演奏でカバーしたのがTina Sさんなのです。
わたしはこのTinaさんには数年前から注目しており、どのように成長していくのか彼女のYouTube Channelを観ながら追っていたのですが、とうとうついにここまで到達したのかと、そして、ドラフォを弾いてくれたのかとこれまた感慨に浸っているのでした。
とりあえず、このカバービデオを観て下さい。
Dragon Force - Through the Fire and Flames - Tina S Cover
素晴らしいですね。なんとなく運指がちょっと固い感じもしますが、技術は超絶です。幼い頃からクラシックギターで基礎を学んできたようで、YouTubeの彼女のChannelでは昔のクラシックギターでの演奏も観ることが可能です。
Tinaさんは現在15歳ですからベビメタのユイ・モアと同学年ということになります。
ということで、Tinaさんには次はベビメタの曲をカバーしてほしいなあと思ったり。
で、Tinaさんのこれまでの曲を聴き直しているとやはり一番うるうるとくるのは、ピンク・フロイドをカバーしたやつです。
Pink Floyd - Comfortably Numb Solo Cover
いやあ、いいなあーーー!
ギターが哭いてますよwww
で、このカバーを聴くと思い出すのが、日本人女性のギターリストWataさんなのです。
以下をどうぞ(特に4分30秒を過ぎてからのギターの哭きに注目!)。
Wata - Angel audio
WataさんはBorisというバンドに所属するギターリストです。Borisの楽曲も素晴らしいです。プログレではありませんが、興味ある方はぜひアルバム購入を。そのBorisの楽曲のなかでも特にプログレっぽいやつを下に貼りました。Boris - Sometimes
で、Wataから Borisとくると、そうなるとなぜか邦楽プログレが聴きたくなり、でもそれは四人囃子ではなく、ノヴェラでもなく、スターレスでもなく、敢然としてそれは、Angel'in Heavy Syrupなのです。そうでなければならないのです。なぜならエンジェリンは女性だけのプログレバンドだから。なんて貴重な存在であるか!下に貼った曲などはいつ聴いても心が洗われます。でもこういう曲はなかなかメジャーになれないのですよね。でもわたしはこういう曲が好きだ!これはどうしようもないことなのです。哀れ・・・・www。