『
ジョジョ・ラビット』(
Jojo Rabbit)は、2019年のアメリカ合衆国のコメディ映画。監督はタイカ・ワイティティ。第二次世界大戦中、孤独なドイツ人少年のジョジョは周囲からいじめられており、イマジナリーフレンドのアドルフ・ヒトラーのみが救いだった。ある日、母親が屋根裏にユダヤ人の少女を匿っているのを発見したことから、政治的な考えが変わり、ヒトラーのナショナリズムに向き合うことになる。
ジョジョラビットを大晦日に観た。WOWOWでたまたま放映されており、特に観る番組がなかったわたしはなんとなくWOWOWをつけた。と、そこにおそらく全内容の2/3は話が進んでいたであろうと思われるジョジョラビットが放映されていた。途中から観たわたしはすぐに別のチャンネルに変えようとも考えたが、ちょつとだけ観るつもりだったのにどんどんとその映像にのめり込んでいった。終盤の戦闘シーンは印象的だった。それにもましてラストシーンはまさに驚愕ものだった。これまでわたしが何度も言っている「映画の神が舞い降りた」瞬間を目の当たりにした。そのシーンを下に貼っておく。これを観た時にまず思い出したのはパトリス・ルコントの「髪結いの亭主」の終盤のダンスシーンだった。あのシーンも神が舞い降りたシーンだった。で、ジョジョラビットではそのシーンからエンド・クレジットに流れこんでいくのだが、そこに流れる音楽はデビッド・ボウイの「Heroes」だ。うわあああ、あまりに格好いいではないか!おまけにドイツ語で歌っている。映画作品中では登場人物はドイツ人設定なのに皆ドイツ訛りの英語を喋っているのに。これはおそらくハリウッド映画の宿命なのかもしれない・・・。
で、その後、ボウイの「Heroes」とキング・クリムゾンの「Heroes」を聴いた。そして、満足して入眠した。
以上