2021年7月30日金曜日

幻の東京オリンピック開会式


 MIKIKOは、日本の演出振付家。女性ダンスカンパニー、株式会社ELEVENPLAY(イレブンプレイ)代表取締役。愛称は「MIKIKO先生」。写真は彼女が振り付けおよび演出を担当しているPerfumeとBabymetalと撮ったもの(右端がMIKIKO先生)。

 先日開催された東京オリンピックの開会式はまさに糞糞糞だった。これまでまともにオリンピックの開会式を観たことはない(北京オリンピックが唯一7割くらい観たような記憶があるのみ)わたしは、それでもリオ・オリンピックでの閉会式での東京オリンピックをプロモートする「トーキョーショー」(クリックするとリンクにとびます)を観て、とてつもなく感動したこともあり、それはわたしが大好きなベビメタやパーフュームの振り付けおよび演出を担当しているMIKIKO先生によるものであり、そこにこれまたわたしが大好きな中田ヤスタカや椎名林檎の音楽が組み合わされていたことで、このチームによる東京オリンピックの開会式を切に観たいと思っていたからである。

が、わたしにとって理想であるこのチームは電通という癌によって見事に瓦解され、よく知らない元お笑い芸人という演出家によるみすぼらしい茶番劇に堕してしまっていた。 本当に時間の無駄だった。あまりにも糞糞糞糞糞だった!

そもそもこの東京オリンピック、新国立競技場のコンペから迷走しはじめていた。わたしは心からザハ案の新国立競技場を見たかった! 

 

現在隈研吾氏による新国立競技場は糞である。本当になんのワクワク感も湧いてこない。まさに残念なしろものである。 

MIKIKO先生による東京オリンピックの開会式の原案では、プロローグでAKIRAの金田が乗るバイクが新国立競技場に登場することになっていたそうで、それに続いてパーフュームが中田ヤスタカの音楽とともに姿を現すというわたしにとってはとてつもない演出だったのに。あーー、本当にMIKIKO先生による開会式が観たかった!AKIRAと東京オリンピックの関連性はその作品のなかで2020年東京オリンピックが予言されていたことで有名である。なにを隠そう、わたしはAKIRA5巻をすべて所持しているし、英語版も所持している。アニメ映画版は何度観たかは覚えていないほど観た。

 

金田がのるバイク
 
 ともかくこの幻の東京オリンピック開会式がいつか別の形で観れればと期待したい(おそらく無理だけど)。
ついでに新型コロナウィルスの陽性者も物凄い勢いで増加してきている。しかし、ワクチンのおかげで死者は少ない。それにデルタ型は感染力が強い分、毒性は弱いというウイルスの基本的性質を持ち合わせているようである。東京オリンピックでの日本選手の活躍は素晴らしく、この正のエネルギーで新型コロナの負のエネルギーを打ち負かしてほしい。つまり、いくら陽性者が増えてもそんなことにお構いなしに東京オリンピックに熱狂することによりこの無駄なコロナ狂騒曲に終焉をもたらしてほしい。専門家という医師のくだらない戯言に従う必要などまったくない!と一人の医師であるわたしは言う!皆が会場に集まり、選手たちに熱狂し、踊り狂えよ!そして新型コロナウイルスをばら撒き、集団免疫を獲得しようではないか!これくらいの意気込みが今こそ必要なのではないのか!と熱く語っても、それすら必要がないのが現実で、皆が倦んで自粛しなくなっても新型コロナによる死者はそれほど増えないのである。感染者は増えるがそれでも死者が増えなければそれでいいと妥協点を見つけること、そしてそれを皆に納得させることこそが政治家にとって大切なことと思う。