2012年4月15日日曜日

UEFAチャンピオンズリーグ11−12

メッシ VS CR7

今期のチャンピオンズリーグもいよいよ佳境を迎えております。
予想通り、リーガの両雄、バルサとレアル・マドリーが準決勝まで残っています。
で、今週来週と準決勝の第1レグと第2レグがあって、その間の今週末にはクラシコで両チームが戦います。両チームにとってまさに踏ん張りどころの2週間(正確には今週の火曜日から来週の水曜日までの8日間)になります。
準決勝はバルサ対チェルシー、レアル・マドリー対バイエルンですが、バルサはおそらく楽勝だと思います。今のチェルシーは、いまいちです。ビラス・ボアスを解任して、アシスタントコーチのディ・マッティオを昇任させましたが、このディ・マッティオ、今ひとつ信用出来ない感じで、どう考えてもビラス・ボアスを継続させた方が長期的にみていいように思えるのですが、アブラさんにはそんな長期的展望というのはないみたいです。ともかくチェルシーはバルサとの第1レグの3日前にFAカップの準決勝があり、トッテナムと戦わなくてはいけません。これは大変ですよ。3日後にバルサ戦ですよorz。
ということで、バルサはほぼ確実に決勝に進むとして、レアルはどうなのか?
バイエルンは侮れません。決勝の会場はバイエルンのホームスタジアム、アリアンツアレーナです。そのモチベーションといったらすごいのは想像に難くありません。まあでもおそらくレアル勝ち抜けだろうなあ・・・・と思うのですが、バルサほどには簡単にはいかないでしょう。わたしの希望としてはやはり決勝はバルサ対レアル・マドリーです。
で、その前の今週末にあるリーガでのクラシコ、バルサ対レアル・マドリーですが、これもまた大変な試合になりそうです。現在、レアル・マドリーが首位でバルサが2位、その勝ち点差は4。バルサが勝てば、勝ち点差は1に縮まります。それよりなによりレアル・マドリーとしては、ダブルでバルサに負けてしまえば、たとえリーガで優勝してもその価値が下がってしまうのは当然でしょう。バルサには勝てなかったリーグ覇者なんてレアル・マドリーファンにとっても許しがたい状況に思えます。それでもチャンピオンズリーグでバルサを破って優勝すればなんとか面目は保たれるような気はします。
ということで、今週はチャンピオンズリーグよりもとにかくクラシコに注目です。
バルサはクラシコ重視で望んでくるような気がします。レアル・マドリーはチャンピオンズリーグ重視のような気がします。レアル・マドリーにとってはクラシコは引き分けでよく、勝つ必要はあまりないと思われます(そもそもバルサホームですし)。それより何よりバイエルンを破って、決勝でバルサを破ることの方が重要です。ホームアンドアウェイ方式で、レアル・マドリーがバルサに勝つ確立は低く思われますが、一発勝負の中立スタジアムでの勝負ではレアル・マドリーが勝つ確立は50%となるように思われます。つまり、チャンピオンズリーグ決勝ならどちらが勝ってもおかしくはない。 モウリーニョは、すべてをここチャンピオンズリーグ決勝に狙いを定めていると思われます。
ともかくわたしが希望していた対戦が実現しそうで楽しみです。

プレミアリーグも佳境をむかえ、ユナイテッドがシティを引き離したかのようですが、いやいやこれはまだわかりませんよ。とにかく5月1日のユナイテッド対シティ戦まで注目し続けなければいけません。個人的にはシティの優勝を望んでいるのですが。
アーセナルは復活してきました。よかった。どうやら3位で終えそうですがこれは望外の位置です。ヴェンゲルってやっぱすごいなあというのが素直な感想です。