amazarashi(アマザラシ)は、日本のロックバンド。
青森県で結成された。バンド名は「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、
僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌いたい」から名付けられた。
メンバーは、ボーカル・ギター担当の秋田ひろむとキーボード担当の豊川真奈美から成る。
iTunesでもっぱら音楽を聴いているといつのまにDLしたのかわからない曲に出会うことがたまにある。
今回紹介するamazarashiもそうで、今年になって偶然その曲がiPhoneから聴こえてきて、なんとなく気になる曲だなあと思いつつ、いつのまにか何度も聴き、新たなアルバムを購入するまでになった。
amazarashiのなににそんなにひかれたのだろう?
歌詞はかなり厨二病的である。
おそらくこの歌詞を聴いただけでドン引きする人も多いと思う。
でもそんな確信犯的厨二病歌詞は何度も聴いていると自分の十代の思い出とうまく馴染んで融和していき心地よいものとなっていく。
単に厨二病的なと形容するにはもったいない何か心惹かれるものがそこにはある。
それはおそらく楽曲制作者の秋田ひろむが影響を受けた友川かずきや寺山修司のおかげであろう。かつ、かれの出生地が青森ということも関係あるのかもしれない。
厨二病的な歌詞と比較してそのメロディーはスピード感のあるエレクトロっぽい感じがする。その対比がまた面白い。
MVもたくさんあり、その映像の評価は高いが、わたしにはちょっと邪魔だ。MVではなく、音楽だけを聴いていたい。amazarashiの曲を聴いているとその厨二病的な歌詞に惹起された想像が頭のなかを巡り廻る。それはなにか心地よい。
だからそこに他者の映像が 入るとそれは異物のような感じで、わたしとamazarashiの音楽の融和の障害物となる。
声を大にして、他人に勧めたいアーティストではない。
自分だけの密やかな楽しみとしてずっと聴き続けたいバンドである。
といいつつブログに紹介している。
そんな音楽である。
とりあえず最初に嵌った曲「夏を待ってました」を貼っておきます。下記のamazarashiのオフィシャルHP( http://www.amazarashi.com/movie/ )でいろいろと聴けますが、MVより楽曲だけを耳だけで聴くほうがいいと思う。
最後にカバーした動画を。これはかなり感動した。こういう人がamazarashiを聴いて、その世界の引き込まれていって、それを自らの創作の糧にするのであろう。素晴らしい。
あーー、なんとか更新完了。