『さらば映画の友よ インディアンサマー』は、『金融腐蝕列島 呪縛』『突入せよ! あさま山荘事件』などの
原田眞人の監督第1作である自伝的映画。
セリフを暗記するほどの映画好きのダンさん(川谷)と出会った19歳の浪人生で同じく映画ファンのシューマ(重田)。彼らは瞬く間に意気投合するが、シューマが一目惚れした少女・ミナミ(浅野)のことでケンカしてしまう。ダンさんがシューマの信頼を取り戻すためにとった行動とは…。
最近webで「泣ける邦画10ベスト」というような記事をみつけて、そこにあげられた邦画をみると「永遠のゼロ」とか「南極物語」とか「世界の中心で、愛をさけぶ」とか「海猿」とか「余命1ヶ月の花嫁」とかまさに糞糞糞糞糞映画の列挙で胸糞が悪くなったのですが、ふとこれまで自分が観てきた邦画で一番泣いたのは何かなと記憶を手繰ったところ、どうもなかなかそのような作品を思い出せず、うーーーんとかなり長く考えて、やっと出てきたのが上にあげた「さらば映画の友よ」でした。これはわたしが10代の終りに観たもので、映画終了後に凄く泣いたのをおぼえています。当時、映画好きだった自分と主人公のダンさん、シューマを重ね合わせたのかもしれません。久々にこの映画を観てみたい思ったのですが、そして監督が今やメジャーの原田眞人ということもあり中古DVDとかあるだろうと思ったのですが、それがまったくない!唯一見つけたのはVHSでしたが、アマゾンでなんと8万5千円の値段がついてました。あーー、もう観ることはないのかなあ・・。今観たら結構陳腐な作品と思うかもしれないなあ・・などと思ったりもするのですが、とにかく観れないようでは仕方ない・・・でも地道に探してみます。そして、もう一度何としてでも観よう!(それならVHSを購入せよということになるのですが、どうも怪しい業者のようでとてもそこまでの高額を出せる気にはなりませんでした)。
先月に海外へ行く機会があり、帰りに飛行機で例のごとく映画を堪能しました。「ベイビードライバー」と「君の膵臓を食べたい」を観ました。「ベイビードライバー」は前評判が良かったので結構期待してみたのですが、まあほどほどの出来で最後が「俺たちに明日はない」のようにはならなかったのが好印象でした。で、「君の膵臓を食べたい」はまったく期待せずに面白くなかったらさっさと観るのをやめて他の作品に移ろうと思って観始めたのですが、ストーリーはこれからの「泣ける邦画」にランクインしそうな感じのまさに糞みたいなもので、退屈しながら観ていたのですが、なかなか観るのを止めることができないのです。その理由は、主演の浜辺美波にあったのです。この映画を観るまではこの女優さんのことは一切知りませんでした。ですので、この映画を観ていて、どんどんと浜辺美波にひきこまれていくのを感じて、とてつもない女優が現れたものだと驚愕したのでした。まさにこの浜辺美波を観るためだけにこの映画の価値はあります。他は糞です。現在のシーンと回想シーンにわかれるのですが、現在のシーンなんてまったく必要なし!回想シーンの浜辺美波だけでこの作品は成り立つのです。ということで、観終わって、いろいろと浜辺美波のことを調べました。下に3つの画像を貼りましたが、どれも印象が違います。まさに女優です。 今後の浜辺美波に期待です!