『ゆるキャン△』は、あfろによる日本の漫画作品。
山梨県周辺を舞台に、キャンプ場でのリクリエーションや野外調理などといったアウトドア趣味の魅力と、
それを身の丈に合った範囲で満喫する女子高校生たちのゆるやかな日常を描く。
『まんがタイムきららフォワード』(芳文社)にて、2015年7月号より連載中。
2018年にはテレビアニメ化され、AT-X、TOKYO MXほかにて1月から3月まで放送された。
先月はついにやってしまいました。
そうです。ブログ更新を忘れてしまったのです。
こうなったら毎月最低1エントリーという約束はもう反故にしてもいいかなと思ってしまいますが、そうなると最近はあまり書きたいことがないので半年にわたって放置ブログになってしまう可能性もありますので一応毎月最低1エントリーは守りたいと思います。
で、今回は、「ゆるキャン△」について。
今年1〜3月のアニメは「ポプテピピック」がもっとも関心を集め、覇権をとった感じでしたが、いやいやそうにあらず。「ゆるキャン△」という貴重なアニメがあったのです。
「ポプテピピック」は6話くらいまでは観ましたがあまり面白いと思いませんでした。声優オタクには支持を受けるのでしょうが、わたしは声優にはそれほど関心がありません。また、そもそもギャグとかお笑いのようなものには一切関心がないので 「ポプテピピック」はわたしにとっては退屈なだけで24分が長すぎて、半分の12分でも十分過ぎる長さに思えてしまいます。一方、「ゆるキャン△」はあっという間に24分が過ぎていきます。カット割りはゆっくりで各シーンはゆったりしているのですがそれでもあっという間に時間が過ぎていくのです。
「ゆるキャン△」は、「けいおん!」の系譜にあるアニメです。
ただし、進化というべきものがあり、それはグループでわいわいするだけでなく、ボッチで楽しむという要素も加わり、また、「孤独のグルメ」ばりに、食い物要素も加わっています。ボッチ要素を担うキャラは下に貼った志摩リンです。
志摩リンは、いうなら綾波・長門の系譜に繋がるキャラで、ひとりでするキャンプ(ソロキャンプというらしい)の達人です。決して主舞台の野外活動サークル(略して野クル)と行動をともにしようとはしません。かといって野クルと仲が悪いわけではなく、お互いにお互いを認めあっているという感じです。「けいおん!」だったら部員全員が仲良く活動していたのに「ゆるキャン△」ではそんなことはありません。そこがまた良いところだと思われます。
「けいおん!」では楽器の詳細な解説などはありませんでしたが、「ゆるキャン△」ではキャンプ道具の詳細な解説があります。ここもまた進化した点です。
また「ゆるキャン△」で流れるBGMは秀逸です。癒やされます。
なにかがおこることもなく、ただたんに少女たちがキャンプするだけですが、背景の景色や食事、名所などとあいまって話はなぜか豊穣なものとなっています。これこそアニメの進化系だと思います。それに比べると「ポプテピピック」はちょっと狙い過ぎて、その背後にみえる野心がうざいと感じてしまいます。
ともかく今年イチオシのアニメになる可能性の高い「ゆるキャン△」に感謝!
おそらく2期もあると思いますので見逃した方は2期に期待してください。それよりニコ動で課金して観るという手もありますよ。