BABYMETALは、METAL HAMMER誌主催のGOLDEN GODS AWARDS 2015で
Breakthrough Awardを受賞し、Dragon Forceのバック演奏にて2曲を披露した。
写真は演奏後に挨拶するBabyDragonMetalForceの面々
年始のSSAでの新春キツネ祭で、ドラフォとの共演があるかもと期待していたのですが、残念ながらそうはいかず、それでもいつかはあるのかなあと淡い期待はしていたのですが、こんなに早く、それも英国の2つの舞台でその共演が実現するとはまさに驚きでした。
ベビメタは5月からワールドツアーを行っており、6月4日のウィーンのフェスでひとまず第一弾は終了でした。そして、21日は幕張メッセでいわゆる凱旋公演みたいなものをする予定です。ということで、ウィーンのフェスが終わったのだから早々に帰国すればいいのにどうも彼女たちは帰国していないようで、一方、神バンドの面々は帰国し、それぞれの仕事に戻っているようでしたので、なにかおかしいとは感じていました。
以前からMETAL HAMMERの授賞式には出ることはわかっており、しかもfeaturing Dragon Forceと案内されていたので、ドラフォとの共演もあるだろうということはわかっていました。その待ちに待った日は、15日なのです。4日から15日までおよそ10日間もなにもなく欧州にベビメタは滞在するのか?
いやいやそんなことはなかったのです。
11日に英国音楽誌「Kerrang!」の授賞式に出席し、「The spirit of independence award」なるものを受賞したのです。そこでSu-Metalは結構流暢な英語での短いスピーチを披露しました。
で、13日にはやはり英国で開催されていたDownloadフェスになぜかベビメタが現れ、いろいろなフェス出演ミュージシャンたちといつもの通りの写真を撮り始め、ついにはこのフェスに出演していたドラフォのライブステージに飛び入り参加し、いっしょに「ギミチョコ!」を披露したのです(今後、このドラフォヴァージョンは「ドラチョコ」と言われ続けられるでしょう)。
な、なんじゃ、こりゃあ!!!
いやはや予想外の展開に皆が驚天動地、青天の霹靂状態だったようですww
これはあくまでメインがドラフォでそこにゲストとしてベビメタが飛び入り参加したというもので、ベビメタのマニュプレイターはいなかったようで、おまけにMoaMetalのマイクは故障していたようで、MoaMetalの声はまったく聴こえませんでした。
お~~マイガッ!ですwww
しかし、ギミチョコはドラフォ流にアレンジされており、またマイクが死んでいるというアクシデントに見舞われるというのはまさにライブの見どころであって、逆にベビメタが口パクではないことの証左にもなってこれはこれでよかったのではないでしょうか。
そして、15日にはいよいよ待ちに待ったMETAL HAMMERの授賞式。
ここでもSu-Metalは流暢に英語のスピーチをします。まあ内容は薄いんですけどねwww
そして、今回はベビメタがメインでそこにバックバンドとしてドラフォがゲスト参加し、彼らが制作にも関わった「Road of Resistance」と「ギミチョコ!」を演奏したのでした。
RoRをドラフォはちゃんと演奏できるのかとちょっと心配する声もあったのですが、無事に、いやほぼ完璧にドラフォはRoRを演奏しました。なぜそんな心配をするのかというと以前ドラフォは自分たちの曲をTVの音楽番組で演奏し、その再現性の低さに皆を驚愕させたという前科があるからですwww
とにかく今回の2曲は完璧でした。
そして、演奏後、ベビメタとドラフォが手をつないで並んで観客に挨拶をする様をみて、わたしはなんというか目から汗が出る思いでした。
こんなことが実現するなんて、実現すればいいなあと思いながらもそれはないだろうなと思いつつ、こんなに早く、不意打ちを食らったような感じで実現してしまうとは、
ベビメタ、恐るべし!!
今更ながらですので、今更こんなこという必要はないのですが、今更繰り返します。
ベビメタ、スゲーーーー!!!
下に授賞式の模様を映した動画を貼っておきます。
授賞式でのスピーチ(9分20秒からベビメタ)
Road of resistance
Gimme Chocolate