『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(原題: Godzilla: King of the Monsters)は、
日本の映画キャラクター「ゴジラ」に基づいた2019年のアメリカ合衆国のSF怪獣映画である。
日本ではゴジラ65周年記念作品となる。
また、レジェンダリー・ピクチャーズ製作の怪獣映画を同一世界観のクロスオーバー作品として扱うモンスターバースシリーズとしては第3作目の映画である。2019年5月31日に全米と日本で公開された。
1993年に映画「ジュラシック・パーク」が制作され、そこにまさにリアルな恐竜が再現されたことで、わたしはこの映画を観たその瞬間から「まさにリアルな怪獣映画」がいつかは制作されることを祈念しており、それは確実に現実のものになるだろうと思っておりました。
で、1998年にローランド・エメリッヒ監督によりハリウッド版「Godzilla(ゴジラ)」が完成するわけですが、残念ながらここに登場したゴジラは恐竜ゴジラであって怪獣ゴジラではありませんでした。しかし、まさにリアルなそのゴジラの造形にわたしは満足し、それまでのあらゆる邦画版ゴジラより抜きん出た作品として評価しました。
とにかく日本のゴジラ、要するに東宝版ゴジラは第一作を除いて悲惨なものばかりです。 敢えて許せるとしたら1962年公開の「キングコング対ゴジラ」。それに1984年に公開された「ゴジラ」の2本です。それ以外ははっきり言って糞糞糞!です。
で、2014年に新たなハリウッド版「Godzilla(ゴジラ)」が制作されます。ここには間違いなく怪獣ゴジラが出ていました。しかし、対戦する怪獣ムートー(だったっけ?)の造形はいまいちで脚本もいまいちで、まあ、まさにリアルな怪獣ゴジラがようやく現実のものとなったことにわたしは満足しました。
で、2016年に庵野秀明によって「シン・ゴジラ」が発表されました。これは以前のエントリーでも取り上げているように最高のゴジラ映画でした。
で、今回の「ゴジラ キングオブモンスターズ」ですが、これもなかなか素晴らしかったです。なにが素晴らしいというと出てくる怪獣、つまりキングギドラ、ラドン、モスラ等々の造形が素晴らしくすべてが「まさにリアルな怪獣」でした。
ただ脚本がいまいちで、またモスラの扱いが「なんだかなあ~」という感じで不満が募るものでした。ラソンの出現シーンは素晴らしかったです!キングギドラも素晴らしい!
中国資本で作られているので、チャン・ツィイーが出演しているのですが、久しぶりに彼女を観れて幸せでした。また、監督のマイケル・ドハティはかなりのゴジラオタクということで、既視感のある過去作品へのオマージュらしきシーンが目一杯出てきます。わたしにはそれがわかったので彼のゴジラ愛をひしひしと感じることができました。
自作は「ゴジラVSキングコング」という噂です。
これは非常に楽しみです。
ではでは。
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