関西万博に行った。当日はあいにくの雨だった。舞洲のP&Rを使用した。料金は7000円と高価であったが駐車場はがら空きで西ゲートからの入場も並ぶことなくすぐに入れた。
パビリオンの予約だが、7日前予約はシグネイチャーパビリオンの一つ、いのちと動的平衡というパビリオンが午後20時入場ということで取れたが、3日前予約も当日予約も取れなかった。当日予約は会場に着いてからスマホでアクセスしてもエラーメッセージが出るばかりで全くアクセスできなかった。ということで会場には午前10時過ぎに入り、まずは大屋根リングの上を歩いて、まあこんなものかと思い、それから東欧の北朝鮮と言われる独裁国家トルクメニスタン館に20分くらい並んで入った。まあまあ面白かった。犬が大事にされていて徳川綱吉を思い出した。
会場はどこも混雑していて、フランス館には約30分並んで入った。待ち時間1時間30分と書かれていたので3分の1が実際の待ち時間であろうことを学んだ。それが生かされたのがシンガポール館で待ち時間45分となっていたので躊躇せずに並んだら15分で入れた。訪れたパビリオンは以上の3館だけであった。どこのパビリオンも待ち時間が長く、また入場制限がかかっていて待つことさえできなかった。ほとほとに疲れて午後3時には会場を後にした(つまり予約が取れていたいのちと動的平衡館には訪れなかった)。そういえばトイレは男女兼用がほとんどでどこも並んでいた。使用勝手はとても悪く、中はちょっと汚く、女性は嫌悪感を抱く人が多いような気がした。
昼食は噂の神戸牛のえきまえそば(3500円)を並んで食べた。味は美味しかった。まあこんなものかなと思った。
以上、万博を訪れて、また訪れたいとは全く思わなかった。どこも人多過ぎで、会場のキャパと入場者のバランスが取れていないと思った。これでもまだ15万人以下の入場者数であるから今後入場者数が増えて20万人とかになるとこれは大変だろうなと思った。
未来感やワクワク感は全く感じなかった。
1970年の大阪万博にはわたしは11回行ったが当時は未来感やワクワク感がいっぱいでいつも楽しかった。まあ、当時は小学生だったのでそういうふうに感じるのは当たり前かもしれないが。
ということで、「やれやれ」というのが今回の万博に対する感想である。他人にはまあ苦行覚悟で1回は訪れてもいいかもというと思う。