『謎の彼女X』(なぞのかのじょ エックス)は、植草理一による恋愛漫画作品。「月刊アフタヌーン」(講談社)に2004年10月号に掲載された読切作品『謎の彼女X』を第0話として、2006年5月号より連載されている。2012年4月現在、単行本は8巻まで刊行されている。2012年4月よりテレビアニメが放送中。
昨年は、「魔法少女まどか☆マギカ」「シュタインズ・ゲート」といった珠玉の作品に出会えたアニメでしたが、今年はそういった作品になかなか出会えず、どうももやもやした感じだったのですが、それも「謎の彼女X」の登場によって解消されました。もちろん、視聴はニコ動でしているのですが、「アニメはニコ動で視聴」というのがおそらく今後王道になると思われます。あのコメントがないとどうもアニメを観ているという実感が湧かないのです。今後はすべてのアニメがニコ動で視聴できるようになってほしいものです。
で、話は「謎の彼女X」に戻って・・・・
このアニメ、かなり変です。ポイントは、「唾液」なのですが、それ以外もあらゆるところで「フェティシュ」ということが強調されます。舞台は高校なのですが、どうも作者の年齢を反映して、80年代の高校生のようで、それもまたわたしのようなおじさんには親近感が湧きやすくなるのだと思います。
とにかく変・・・でも、普通、でも、なんか惹きつけられる・・・うううっ、中毒みたいな・・・というのがこのアニメの感想です。
「シュタインズ・ゲート」のような退屈な回というのはありません。普通の高校生の日常を描いているだけですが、すべての回が神回です。声優さんの声もすばらしく特に主人公卜部美琴の声はなんか大人っぽい変な艶があっていいです。この声優さん、本職は女優みたいですが、よく知りません。
1期で終わるのか・・・・できれば2期も観てみたい気がします。いや、絶対に観たい!です。
他のアニメとしては、Fate/Zeroは1期の途中で観るのを諦め、2期も最初2話は観ましたが以降中断したままです。アクセル・ワールドは前評判が高かったので観ましたが、1話で終わりました。這いよれ!ニャル子さんは、ラブクラフトのクトゥルー神話を素材にしているようでそれほどでもないようで、結構ペダントリックなアニメですがただそれだけであまり内容は面白いとは感じませんでした。一応、5話くらいまでは視聴しましたが、そのあたりで自然に止めました。そんなアニメです。
そうそう、昨年「へうげもの」を観てから歴史アニメに興味を抱くようになり、最近、漫画で「シグルイ」を読みました。これはなかなかエグい漫画でとても面白かったです。アニメにもなっているようですが、おそらくTV放映できる範囲のエグさではその良さが殆ど消されてしまっているかもしれません。この漫画は漫画で楽しむのが一番かもしれません。