2019年12月31日火曜日

2019年ベスト・ワン



ジパング』は、かわぐちかいじによる日本の漫画作品。
2000年から2009年にかけて講談社の『モーニング』にて連載された。 単行本累計発行部数1500万部。
2002年には第26回講談社漫画賞一般部門を受賞。
また2004年10月7日から、漫画を原作としたテレビアニメがTBSほかで放送開始されたが、
全26話・漫画のストーリー途中で放送を終了した。


恒例のベスト・ワンですが、本年はいろいろ面白い作品はあったのですが、図抜けたものというとなるとなかなかなく、そんななか、一昨日にNetflixで観たアニメ「ジパング」がメチャクチャ面白かったので、今年のベスト・ワンは「ジパング」です。
アニメ全26話はあまりに面白すぎて一気に見終わってしまいました。
自衛隊のタイムスリップもので、第二次世界大戦中にタイムスリップするのですが、そこから新たな物語をつくろうとするその内容に感銘を受けました。
アニメそのもののクオリティーも素晴らしく、とても2005年のアニメとは思えません。
あらゆるディテールがきちんとしており、まったく納得のいく筋となっています。
きちんと山本五十六や石原莞爾が登場して、そして物語を紡いでいきます。
まったくもって感嘆するのみです。
漫画は全46巻ということで、全部読むのにはちょっと躊躇いが生じますが、それでも完読してみたいと思います。
ということで、本年も終わりです。
ぎりぎり更新乙でした。

2019年11月30日土曜日

NECRONOMIDOL等


NECRONOMIDOL(ネクロノマイドル)は東京を中心に活動するアイドルグループ。
略称は「ネクロ魔」「魔」。 
プロデューサーのリッキー・ウィルソンにより2014年に結成されたユニット。
コンセプトはJホラー、ブラックメタルを中心とする「暗黒系アイドル」。
グループ名はアメリカの恐怖・幻想作家H・P・ラヴクラフトの作品に登場する魔導書「ネクロノミコン」から取られている。
楽曲はブラックメタルやポストブラック、ダークウェーブ、NWOBHMを中心とする。
キャッチフレーズは「あなたの息の根止めちゃうぞ!」。
ファンは通称「魔オタ(魔ヲタ)」と呼ばれている。
公式ファンクラブの名称は「暗黒教団」、ファンクラブの会員を「信者」と呼ぶ。
(wikiより)

YouTubeでふと見つけたアイドルグループを紹介。
まずはNECRONOMIDOL.。このグループ名を見ただけで、文学好きな人はネクロノミコン→ラヴクラフト→暗黒幻想世界というイメージの連鎖が生じて、ついついその動画を観てしまうのは必然だと思うのですが、わたしもその例に漏れず、観てしまったのです。
で、最初に観たのがこれ。

 
ちょっとどころではない、素晴らしい楽曲ではないですか!
なんかJAシーザーを想起させるし、おまけに白塗り少女がいたりして、まるで寺山修司の天井桟敷の世界をなんとなく彷彿とさせるものがそこにあったのです。また、このMVのなかに映る少女たちのなんとなく歪な姿。あからさまに嫌がっているというか迷惑がっている(こんな寒いなかでなんでMVを撮らなあかんの?というような)メンバーもいます。
とにかく素晴らしい楽曲に比べてビジュアルはかなり変!これがより一層の魅力となってわたしを惹きつけました。
で、定額音楽サイトAppleMusicに加入しているわたしはすぐにこのグループのアルバムを聴いたのですがどれもなかなか質の高い楽曲ばかりで感心してしまいました。
ということで、YouTubeで観れるなかで現時点でわたしがベスト3と思われるものを貼っておきます(ベストは上の「ITHAQUA」で、2番3番を下に貼ります)。





3番目の曲はkiba of akibaの作曲によるものです。そう、ベビメタの永遠の名曲「君とアニメがみたい」を作ったキバオブアキバによるものです。
またアルバム等のデザインには丸尾末広を起用しているものもあり、それはまるで天井桟敷の世界そのものなのです。今後ともこのグループには注目していきたいと思いますが、ライブに行こうとはまったく思いません。YouTubeでライブの動画も観れるのですが、なんとなく悲惨です。踊っているのですが、なんか悲惨です。歌っているのですが、なんか悲惨です。メンバーもどんどん変わっているようで、かわいい人はあまりいないようです。白塗りの人ももういないみたいです。このグループはプロデューサーのリッキーの幻想に期待するということで、音と動画だけで楽しむのが一番なような気がします(笑)。
で、このNECRONOMIDOLを聴いていて、YouTubeで引っかかってきた他のアイドルが下に貼ったふたつのグループです。なんかすごいです。楽曲は言うことなしで、皆かわいいです。でもかわいいからといってそれが売りになるようには思えません。というか、わたしにはそれが魅力だとはまったく思えないのでどうでもいいです。でもとにかくアイドル最前線は超過激で素晴らしいです。ベビメタはもうすでに超過激ではないのです。標準になってしまいました。でもベビメタはベビメタの独自路線を続けていってくれればいいのです。
ということで更新乙。



2019年10月27日日曜日

BABYMETAL「METAL GALAXY」


 METAL GALAXY』(メタル・ギャラクシー)は、BABYMETALの3作目のスタジオ・アルバム。
2019年10月11日に発売された。

ベビメタの新作アルバム「METAL GALAXY」を聴いた。
ベビメタのファンクラブ「The One」の会員限定DVD/CDを購入したが未だ開封していない(開封するのが面倒くさいだけです)。それよりApple Musicで聴く方が手っ取り早いので、そうした。
アルバムのできは、素晴らしいの一言で、前2作に比べてメタルジャンルの多様性がより広がったように思える。多大なゲストアーティストを迎えたのもそれに貢献しているのかもしれない。とにかくガチメタルの好きな人には不評だと思われる。
全部で16曲あるが、その中でわたしが推す3曲を以下に挙げる。

「Future Metal」
これはプログレ・メタルで、前作の「From Dusk till Dawn」の路線という感じ。
プログレおよびテクノが好きなわたしにはたまらない一品。ライブで流される映像も素晴らしい。それを下に貼ります。


「Oh!MAJINAI」
これはフォーク・メタルで、前作「META太郎」の路線という感じ。
ライブでは一度も演奏されていないため動画でみせることができません。
代わりになんとなく曲調が似ているフィンランド民謡とフィンランドのフォーク・メタルバンド、コルピクラーニの伝説的な曲を貼っておきます。



「↑↓←→BBAB」
これはベビメタの新たな境地とでもいうべき曲で、雰囲気はなんとなく中田ヤスタカを思わせるテクノ。だからわたしのお気に入りになるのは当然といえば当然。終盤のパートは圧巻です。これもライブでやられたことはないので動画もなし。関連する動画もないのでどうしようもなし。

ちなみにこのアルバム、ビルボード総合チャートで13位ということで、坂本九越えということだそうです。まあ、チャートとかどうでもいいんですが。
まあしかし久しぶりに聴いたコルピクラーニがやっぱすごくよくて感動しましたよ(笑)。

2019年9月29日日曜日

ウィングスーツ

ウイングスーツ (Wingsuit) は、手と足の間に布を張った滑空用特殊ジャンプスーツである。
ムササビスーツと呼ばれることもある。
ウイングスーツで飛ぶことを、“ウイングスーツフライング” または “スカイフライング” と呼び、ウイングスーツで飛ぶ人のことを、“ウイングスーツ・パイロット”、“ウイングスーター”、“スカイフライヤー” と呼ぶ。

ウィングスーツで空を滑空する動画としては、10年以上前にニコ動にパーフュームの「エッジ」をBGMにしたものがあり、当時は何度も視聴したものですが、最近は下に貼ったやつを幾度となく見ています。BGMと映像のマッチングが素晴らしいです。なんかとても癒やされるのです。ということで、今月はこれにて終了。乙。


2019年8月26日月曜日

中国SF




三体』(さんたい)は、中華人民共和国のSF作家劉慈欣の長編SF小説。
2006年5月から12月まで、中国のSF雑誌『科幻世界(中国語版)』で連載され、2008年1月に重慶出版社によって単行本が出版された。本作は「地球往事」三部作の第一作である。
本作、またこれを含む「地球往事」三部作(『三体』三部作ともいう)は中国において最も人気のあるSF小説の一つとされ、2015年時点で50万組以上を売り上げている。また、本作は2014年11月にケン・リュウによる英訳が出版され、これも複数のSF賞にノミネートされるなど高く評価されている。
2015年ヒューゴー賞長編小説部門賞をアジア人初の受賞。

今話題になっている劉慈欣の小説「三体」を読了し、また劉慈欣原作を元にした中国SF「流転の地球」をNetflixで観た。
まずは「流転の地球」だが、これはたまたまNetflixを覗いたらオープニング画面に出てきて、中国SFとはどんなものか興味をもったのですぐに視聴した。内容は太陽の赤色巨星化から地球滅亡を予測した人類が1万個のエンジンを建設し、その出力をもってして地球ごと太陽系を離脱する計画を実行に移すというもので、幼い頃に観た「妖星ゴラス」を思い出されるストーリーだった。といっても「妖星ゴラス」はそのエンジンが南極にあり、また怪獣や宇宙人も登場したりで子供向け映画に過ぎなかったが、この「流転の地球」は大人向けの立派な映画であり、ハリウッドSFを彷彿とさせる内容だった。アジア人がSF映画の主役をはっても何も可笑しくはないことを初めて納得させてくれた映画であった。とはいってもストーリーはかなりご都合主義的で、そこもハリウッドSFを律儀になぞっているのである。結構ツッコミどころ満載ではある。それでもまあそこそこには面白かったのでよしとしたい。ちなみに中国では大ヒットしたとのこと。
SF小説「三体」も滅茶苦茶話題になって、日本でもすでに10万部売れたなどといわれているが(日本でSF小説で10万部というのはとてつもない数字なのです)、それに多くの批評家やら有名人(なんとオバマ元大統領までいる)が大絶賛しているのをみて、わたしも読まざるをえない気持ちになった。
で、kindle版もあったのですぐに読んだが、確かになかなか面白いのではあるが、最終部の三体人の叙述の部分があまりに難解というか人類っぽくて、そこがなんとなくひっかかってしまい、大絶賛というまでにはいかなかった。これはそもそもわたしがハードSFにはあまり向いていないためだと思われる。イーガンがそれほど面白いと思わないわたしにとって、劉慈欣はイーガンと同じ存在なのかもしれない。でもこの二人の作品が似ているという意味ではなく、わたしからの距離が同様に離れているという意味である。
ということでまとめると「流転の地球」も「三体」もそれなりに楽しめ、今後の中国SFの発展に期待すること大なのであるが、かといって熱狂するほど気に入ったわけでもなく、まあそんなもんかというつまらない感想をもっただけである。
ただ、「三体」の映画化には興味津々である。読了して、この「三体」の世界を映像化することには非常な興味をもった。どんな映像になるのであろうか?それほど「三体」のなかで描かれる世界は謎の多い、極めて解釈多様な未知のものである。映画化は着実に軌道に乗っているらしいので期待したい。でもおそらくできた映画をみて、絶望する自分の姿も容易に想像できるのであるが・・・。


2019年7月28日日曜日

BABYMETAL、新章へ!



鞘師 里保(さやし りほ、1998年5月28日 - )は、日本の歌手、アイドルであり、
ハロー!プロジェクトの元メンバー、モーニング娘。の元メンバー(9期)である。
広島県東広島市出身。血液型AB型。身長155.6cm。モーニング娘。
加入前はアクターズスクール広島に在籍していた。

6月28日に、2019年度の始動ライブ「BABYMETAL AWAKENS - THE SUN ALSO RISES -」を開催し、ここよりメタルレジスタンス第8章が始まることになりました。
3名のサポートダンサーのうち1名が日替わりで出演する3名体制へと復帰し、秋の新アルバムの発売と2019年度の世界ツアー「METAL GALAXY WORLD TOUR」のスケジュールを発表し、これと同時に新曲「PA PA YA!! (feat. F.HERO)」を配信リリース。6月30日には世界最大規模のロック・フェスであるイギリスの「Glastonbury Festival 2019」に出演し、7月2日には英国O2 Brixton Academyで単独公演を行うという、怒涛の展開でした。
ともかく3名体制になってよかった!
やはり3名が一番落ち着きます。
しかも、サポートダンサーの一人は鞘師里保という元モーニング娘。のエースで、ASHでSu-Metalのひとつ下で活躍していたということです。歌唱の中元すず香、踊りの鞘師という評判であったそうで、以前よりよきライバルであったと聞いてましたが、その鞘師里保がサポートダンサーになったというのは驚愕でした。
これに関しては毀誉褒貶いろいろとありますが、わたしとしては、Yui-Metalの穴埋めをできる人材はそれなりの物語をもっていなければいけないので、鞘師里保ならうってつけと思います。また、BABYMETALそのものが今後はカワイイメタルからダンシングメタルへと変貌していく必要があり、それにはやはりダンスの秀でた鞘師里保が最適解となります。
新たなメンバーが十代のかわいい子供では、バランスという面からいってもおかしいです。
いつまでもカワイイメタルをやっている場合ではないのです。SuもMoaも20代になってこれからはよりプロフェッショナルなアーティストとして成長していかなければいけません。それに最も釣り合い、しかも大きな援軍となるのは鞘師里保以外にはあり得ない気がするのですがいかがでしょうか?
ということでベビメタの復活に万歳!


2019年6月30日日曜日

ゴジラ キングオブモンスターズを観た

 「ゴジラキングオブモンスター」の画像検索結果

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(原題: Godzilla: King of the Monsters)は、
日本の映画キャラクター「ゴジラ」に基づいた2019年のアメリカ合衆国のSF怪獣映画である。
日本ではゴジラ65周年記念作品となる。
また、レジェンダリー・ピクチャーズ製作の怪獣映画を同一世界観のクロスオーバー作品として扱うモンスターバースシリーズとしては第3作目の映画である。2019年5月31日に全米と日本で公開された。


1993年に映画「ジュラシック・パーク」が制作され、そこにまさにリアルな恐竜が再現されたことで、わたしはこの映画を観たその瞬間から「まさにリアルな怪獣映画」がいつかは制作されることを祈念しており、それは確実に現実のものになるだろうと思っておりました。
で、1998年にローランド・エメリッヒ監督によりハリウッド版「Godzilla(ゴジラ)」が完成するわけですが、残念ながらここに登場したゴジラは恐竜ゴジラであって怪獣ゴジラではありませんでした。しかし、まさにリアルなそのゴジラの造形にわたしは満足し、それまでのあらゆる邦画版ゴジラより抜きん出た作品として評価しました。
とにかく日本のゴジラ、要するに東宝版ゴジラは第一作を除いて悲惨なものばかりです。 敢えて許せるとしたら1962年公開の「キングコング対ゴジラ」。それに1984年に公開された「ゴジラ」の2本です。それ以外ははっきり言って糞糞糞!です。
で、2014年に新たなハリウッド版「Godzilla(ゴジラ)」が制作されます。ここには間違いなく怪獣ゴジラが出ていました。しかし、対戦する怪獣ムートー(だったっけ?)の造形はいまいちで脚本もいまいちで、まあ、まさにリアルな怪獣ゴジラがようやく現実のものとなったことにわたしは満足しました。
で、2016年に庵野秀明によって「シン・ゴジラ」が発表されました。これは以前のエントリーでも取り上げているように最高のゴジラ映画でした。 
で、今回の「ゴジラ キングオブモンスターズ」ですが、これもなかなか素晴らしかったです。なにが素晴らしいというと出てくる怪獣、つまりキングギドラ、ラドン、モスラ等々の造形が素晴らしくすべてが「まさにリアルな怪獣」でした。
ただ脚本がいまいちで、またモスラの扱いが「なんだかなあ~」という感じで不満が募るものでした。ラソンの出現シーンは素晴らしかったです!キングギドラも素晴らしい!
中国資本で作られているので、チャン・ツィイーが出演しているのですが、久しぶりに彼女を観れて幸せでした。また、監督のマイケル・ドハティはかなりのゴジラオタクということで、既視感のある過去作品へのオマージュらしきシーンが目一杯出てきます。わたしにはそれがわかったので彼のゴジラ愛をひしひしと感じることができました。
自作は「ゴジラVSキングコング」という噂です。
これは非常に楽しみです。
ではでは。

2019年5月21日火曜日

アルフォンソ・キュアロン




アルフォンソ・キュアロン・オロスコ(Alfonso Cuarón Orozco1961年11月28日)はメキシコの映画監督。
姓は母語のスペイン語読みに近いクアロンとも表記される。


2014年のエントリーで絶賛した「Gravity」の監督、アルフォンソ・キュアロンの映画をこの大型連休にまとめて観ました。いまでもなおわたしにとって最高傑作となっている「Gravity」の監督ですから彼の他の作品もどんどん観たかったのですがいかんせん暇がないのとそれよりなにより過去作品をどうやって観るかという問題がありました。
しかし!
映画の定額見放題が広まるにつれ、わたしもそのシステムに入会し、いつでもどこでも映画を観れるようになり、
しかも!
アルフォンソ・キュアロンの最新作「ローマ」はなんと定額見放題のNetflixが制作し、まずはNetflixで放映されるというもので、Netflixに入会しているわたしにとってはまさにメシウマ状態でこれを観ずしてどうするという感じで連休に観ました。
モノクロの映画で、アルフォンソ・キュアロンの自伝的な作品ということでしたが最初はちょっと退屈かなという印象で始まったのですが、観ていくにつれどんどんと映画に引き込まれていき、最後はなんともいえないいい気分で観終わりました。そう希望がみえて終わるのです。
いい映画だなあ・・・・。
70年台のメキシコが舞台ですが、驚くほどに細部まで70年台のメキシコの町並みが再現されており、といってもわたしが実際にその町並みを知っているわけはないのですが、それでも当時のメキシコはリアルにこうなのだと納得させられる映像がそこにあったわけです。そして、アルフォンソ・キュアロン映像の特徴ともいえる長回しのワンカット。
す、素晴らし過ぎる・・・・。
もしかしたら今年のベスト・ワン作品になるかもしれません。

続いて、「Tomorrow World」を観ました。これは邦題で、原題は「Children of men」だったような。どちらの題がいいかは意見の分かれるところかもしれませんが、わたしには邦題クソでした。細部の描写にこだわった映像は素晴らしく、長回しのワンカットはさらに超絶としていて、最後はやはり希望がみえます。
いい映画だなあ・・・・・。
いやあ、アルフォンソ・キュアロンの映画はいい!

で、続いて初期の作品で 「リトルプリンセス」。わたしも小さい頃に読んだ「小公女」が原作のハリウッド映画です。
少女たちの寄宿舎の美術が素晴らしく、また少女たちが生き生きと描かれ、あっという間に90分が過ぎていきます。そして、最後は希望とともに終了!
いい映画だなあ・・・・。
主人公セーラ役のリーセル・マシューズと黒人召使いベッキー役ヴァネッサ・リー・チェスターの二人は特に印象的でした。リーセル・マシューズは現在女優を引退しており、慈善事業のようなものに従事しているよう(叔父がハイアットの創始者でありかなりの遺産を受け継いだため米国有数の富裕者として様々な慈善事業に関わっているようです)です。ヴァネッサ・リー・チェスターはこの映画ののちに「ジュラシックパーク・ロストワールド」に準主役として抜擢され、現在もTVを中心に女優業を継続しているとのこと。

この「リトルプリンセス」を観るとこの後にアルフォンソ・キュアロンが「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の監督に抜擢されるのは至極当然のように思われます。
この映画は公開当時に観た記憶があり、ハリー・ポッターものとしては面白かった記憶があります。

そして現在、定額見放題サイトで観れる最後の作品として、「大いなる遺産」を観ました。
これはディケンズの原作で1964年にデビッド・リーンが監督で製作しております。 その旧作は観たことがないのですが、このキュアロン版「大いなる遺産」はそれなりに楽しめました。いやいや、面白かったです。最後はやはり希望とともに終わる。
いい映画だなあ・・・・・。
でもこれまで観たキュアロンの作品のなかでは一番点数は低いかもしれません。
それでも5点満点で3.5はあります。
「Gravity」はもちろん5点。「ローマ」は4.5。「リトルプリンセス」も4.5。「Children of men」は4点。 「アズバガンの囚人」も4点。

で、ここまでアルフォンソ・キュアロンの映画を観て各作品に共通することは、女性が強い!ということ。そう、アルフォンソ・キュアロンの描く女性たちはみな逆境にありながらも強いのです!それが美しい!
そして、どの作品も希望の灯火を感じさせて終わる。
暗澹とした気分で観終わることはないのです!

今後は他の作品、「 最も危険な愛し方」「天国の口、終わりの楽園」もなんとかして観たいものです。

ということで今回はアルフォンソ・キュアロンについて熱く語って終わりです。


2019年4月30日火曜日

久しぶりに東方メタル


UnluckyMorpheus ( あんらっきーもるふぇうす ) は 
メタルとアニメとゲームと漫画と海の幸をこよなく愛する音楽同人サークル。
主に東方Projectやアニソンなどのメロスピアレンジを主体に活動している。
通称あんきも
この美味しそうな愛称はVo.の冬黄が邪慰安の如く「名前?あんきもね」といわれ、
紫煉が辞書で調べてそれらしくつけたのが由来らしい。

 東方メタルを久しぶりに聴いて、それも外国の方のメタルアレンジでめちゃくちゃ感動してしまい、東方というコンテンツがまだまだ世界に拡散している状況を目にして、やはりいいものはいいんだとひとりごちていました。
まずはその動画を貼ります。


RichaadEBさんという方が演奏・作成したもので、東方の他の作品もアレンジしてYouTubeにupしておりアルバムはiTuneで購入できます。ですのでわたしはすぐに購入しました。最高のアルバムです。
そもそも東方メタルに関しては 5年前のエントリーで、ふれています。そこではBABYMETALと関連付けて話しているのですが、そこで貼っている一連の東方重金属の動画を演奏しているのが、上にあげたUnlucky Morpheusなのです。
そして、このUnlucky MorpheusのボーカルがFukiさんでこの方については1年前のエントリーでとりあげています。正直、このようなつながりがあるとはしらず、最近になって知ったのでした。ということでUnlucky MorpheusのアルバムもiTunesで購入。こういうバンドの曲をApple Music等の定額音楽サイトで聴けるのかどうか疑わしかったのですが、知らないうちにこのApple Musicに入会してしまい、ついでにどれだけマイナーなバンドが聴けるのか検索したところUnlucky Morpheusの最新アルバムはありました。東方メタル関連では有名なSoundHolicも一部聴けましたが、ほんの一部でした。まだまだすべての楽曲を提供してくれるわけではないようです。
とりあえず東方よ、永遠なれ!
最後にUnlucky Morpheusの東方メタルを貼っておきます。素晴らしいです!
ということで、なんとか平成最後に更新できました。乙。



2019年3月15日金曜日

「SRサイタマノラッパー」を観た。


 SR サイタマノラッパー』は、2009年公開、入江悠監督の日本映画。
2009年の第19回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター・コンペティション部門で
グランプリを獲得、第50回日本映画監督協会新人賞を獲得した。

噂で面白いと聞いていた「SRサイタマノラッパー」をようやく観た。
某定額見放題サイトの会員になったため念の為、「サイタマノラッパー」で検索したところそのサイトになったため、ようやく念願が叶って観ることができた。
といっても半分は「ほんまかいな」という猜疑心みたいなものをいだきながらある意味、期待してというより疑い深い眼差しで観始めた。
初めからインディペンス映画という感じの、B級映画という感じの映像で始まり、内容もそんな感じでわたしはどんどんと引き込まれていった。
主人公が高校時代の同級生の女の子と再会して、呟きあう場面は最高だった。
この女の子を演じていたみひろという人はB級臭さ満載で素晴らしかった。本物のAV女優さんらしい。
で、最後のシーン。
うーーん、なんというか呆気にとられて、ある人たちから見れば「凄えダサい」あるいは「凄え陳腐な」シーンに違いないのかもしれないが、それがわたしにはとんでもない「神シーン」であった。
そう、神映画に必要な「神が舞い降りるシーン」がそこにあった。
何度か書いているが、例えば、「髪結いの亭主」での最後の踊りのシーンとか、「8月の狂詩曲」の最後のおばあちゃんの傘が吹き飛びそうになるシーンとか、最近では「菊とギロチン」の天皇陛下万歳!のシーンとか、そういう神シーンをわたしはこの映画でも目撃できた。
ということで、大満足したわけである。
ちなみにこの映画には例によって2があるのであるが、これは普通の映画であって特にみるべきものはなかった。


2019年2月23日土曜日

10周年



例年、2月22日猫の日に更新していたのに今年は忘れてしまいました。
先程気付いて慌てて書いてます。
と言っても書くことないのですが。
えーと、正確には書きたいことがないのですが。
ということで、10周年は静かに終了。
あーー、眠いにぁあ。

2019年1月31日木曜日

帝国とヒメサユリ

EMPiRE(エンパイア)は、日本の女性アイドルグループである。所属事務所は株式会社WACK。


リーガルリリーは、日本のロックバンド。2014年結成。所属レーベルはBiotope records。

車通勤でFMを聴いていると時々気になる曲に出会うことがある。
今回は2グループ。
EMPiREというグループは「ピアス」という曲を聴いて、ほおう、どこのガールズバンドやと思って調べると6人編成のアイドルグループだった。
他の曲は特にいいものはなく、ただ「EMPiRE originals」という曲だけはなんとなく耳に残った。ということで、2曲を貼っておきます。
まあ、どこにでもいる大人数アイドル女子グループなのかもしれないが、一応チェックしておこうとちょっとだけ思った。もちろん、曲は購入していない。



もうひとつはRegallilyというガールズバンド。
こちらは正真正銘の作詞作曲の自分たちで手がけるガールズバンド。
なんとなくチャットモンチーを連想させる。
でも曲はどれも素晴らしい。
ということで購入できるアルバムはすべてiTunesで購入した。
こちらも2曲貼っておこう




 高速道路はMVでもなんでもないけど初めて聴いてすごく感動した曲なので敢えて貼りました。
ということで、更新乙。