2012年5月15日火曜日

おめでとう、マンチェスター・シティ!

歓喜するマンチェスター・シティの選手たち
中央コンパニ、その左横監督マンチーニ、その左横バロテッリ

プレミアリーグの最終節が日曜日に開催され、劇的な幕切れを迎えました。
そうあまりに劇的な!
わたしはJ-sportでTV観戦しておりました。前半にマンチェスター・シティが得点した段階で、もうこれはシティの勝ちで決まりと確信しました。なにせ前半のボールポゼッションはシティ80%、QPR20%と圧倒的にシティの一方的な試合でしたので。このままのボールポゼッションで後半も試合をすすめていけばほぼ間違いなく勝利はシティのものになるはずというのは誰もが想像するに難くないことのように思われました。
ただ、ただ・・・先日のチャンピオンズリーグでのバルサVSチェルシーのことが脳裏をよぎりました。つまらないミスがなければ・・・・。
で、あろうことか、後半早々に、このつまらないミスがシティにおこってしまうのです。そのミスを逃さないのがQPRのシセ!見事にゴールを決めてしまいました。
1対1のスコア・・・・それでもまだ30分以上あるし、 もう1点はなんとかなるんではという期待をもって、試合をみてました。
するとなんということでしょうwwwwQPRの悪童バートンがシティのテベスに肘打ちを食わせてレッドカードで退場となったのです。退場の際には、バートンにシティの問題児バロテッリが食いかかっていく場面もありドラマとしてはとても面白い演出となっていきました。10人となったQPRは、チャンピオンズリーグでテリーの退場によって10人となったチェルシーのように完全に自陣に引いて、ゴールを固める策に徹し、これによってわたしにはあのバルサVSチェルシー戦の悪夢がまた頭をよぎったのでした。
このままシティは得点できずに引き分けのままで終わる・・・。
そしてマンチェスター・ユナイテッドはサンダランドを破って勝利し、プレミアリーグの覇者はユナイテッドに決定!
なんという悪夢!
そんなことを考えているうちに事態はさらに深刻に!
な、なんと10人になったQPRがカウンター攻撃でさらに得点してしまうのです!
オーマイガー!ですよ。
TVに映るシティサポーターは涙を浮かべてますよ。
1対2となってしまい、これでシティは残り20分で2点得点しなければならなくなったのです。でもシティの攻撃力ならなんとかなるのでは・・・なんて、ちょっとは思いましたがそれよりもわたしにはバルサVSチェルシーの結果が思い出されるだけで、今期はどのリーグもこういう結果になるのだと諦観したのでした。つまり、必ずしも強いチームが勝利するわけではないという・・・まあ当たり前のことであるのですが、それが如実に現れたのが今期のfootballなんだと。
ほとんどシティの勝利を諦めてわたしはそれでも1%の奇跡を信じて試合を観戦しました。
が、シティは何度も決定機を迎えるものの決めることができないという負け試合の典型的なパターンを繰り返すのみで、これはもう完全に負け試合だと確信に至るだけでした。
それが・・・・。
後半の追加タイム5分に入って、その1分後にシルバ(わたしのお気に入り!)の蹴ったコーナーキックをジェコがヘッドでゴールし、その2分後、悪童バロテッリの体を張ったアシストでアグエロが奇跡的なゴールを決めてしまうのです!
追加タイムに入って2得点で逆転勝ちというと99-00年のチャンピオンズリーグでのマンチェスター・ユナイテッドVSバイエルンでのユナイテッドの勝利を思い出しますが、それにも勝るとも劣らない大団円が待ち受けていたのです。
すげえーーーー!
このような試合をTV生観戦できたことを幸せに思います。
素直にシティにはおめでとうと言いたいです。
そして、ユナイテッドざまあーーー!wwww
でも来季、ユナイテッドに香川が入るという噂もあり、そうなったらユナイテッドもちょっと応援しようかなとも考えてしまいます。
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ニコ動ですので会員しか観れませんが、非常にお勧めです。