2016年7月21日木曜日

BABYMETAL with Judas Priest

ジューダス・プリースト (Judas Priest) は、1969年にイギリスで結成されたヘヴィメタルバンド。
ボーカルのロブ・ハルフォードは「メタル・ゴッド」という愛称で知られ、
ハードロック/ヘヴィメタル、スピードメタルシーンの尊敬を集める重鎮のひとりである。

昨年6月にイギリスのダウンロードフェスでドラゴンフォースとのコラボによりドラゴンフォースをバックにギブ・ミー・チョコレートを演じたベビメタ。続いて、メタルハマーの授賞式で、同じくドラゴンフォースとともにギブ・ミー・チョコレートとロード・オブ・レジスタンスを演じたベビメタ。他のメタルバンドとの共演はこうして幕が開き、今後はどのようなバンドとのコラボがあるのか楽しみであったのですが、今年はなんとあのジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードとの共演が米国のAPM awardで実現しました。
ジューダスといえば要するにメタルというジャンルを創った人たちですよ。
わたしはジューダスがデビューした頃から気に入っており、当時は伊藤政則がジューダスを一押ししており彼の書くライナーノーツはまさに神懸っていました。わたしが最も何回も聴いた彼らのアルバムは「Sin after sin」です。高校生の頃、こればっかり聴いていた時期がありました。特に気に入っていたのはアルバムの最後の2曲です。今、久しぶりに聴いてもやはりすばらしい2曲です。これは2曲繋いで聴かなければ意味がないのです。下に貼りましたが、2曲を繋げて聴ける動画がなんとかひとつありましたが音が小さいので大音量で聴いてください!


いやあ~、素晴らしいなあああああ!
このアルバムは1977年発売で、80年以降にジューダスはヘビーメタルへと傾斜していくのです。つまりこの頃はまだいわゆるハードロックの時代なのです。で、わたしはヘビメタのジューダスよりハードロックのジューダスの方が好きなのです(笑)。
まあそれはそれとして、とにかくこのジューダスのボーカルを担ってきたロブ・ハルフォードとベビメタが共演したわけです。それもロブがベビメタの曲に参加するのではなく(ドラフォとの共演はドラフォがベビメタの曲を演奏するという形でした)、ベビメタがジューダスの曲を演奏し(もちろん神バンドが演奏するのですが)、Su-metalとロブがいっしょに歌うというなんとも驚異的な共演が観られたのです。
凄すぎる・・・・。
「Pain Killer」でのSu-metalのスクリームはロブを凌駕してました。この瞬間、Su-metalはメタルの女王になったような気がします。
これだけでもまさに驚愕だったのに「Pain Killer」に続く「Breaking the law」では、なんということでしょう!Yui metalとMoa metalがspecial guitaristとしてSu-metalより紹介されESP mini arrowモデルを手にした二人がギター演奏を始めたのでした!
すげーーーーーーーーーーー!
半分エアーギターのようでしたがそんなことは気になりません。
ともかくYuiとMoaがツインギターさながらギターを手にして、あのIDZのPVを再現するようなエアー演奏をしてくれたこと、そして、そのバックで歌うのはなんとあのジューダスのロブとSu-metalであるという事実。
こんな光景を目の当たりにするともうなんというか・・・絶句です。
さすがに涙までは出てきませんでしたが、涙したメタルファンも多いことでしょう。
神バンドの演奏は完璧でした。大村さんと藤岡さんがYuiとMoaといっしょにギターを演奏する様は今後の彼らのステージでも取り入れてほしいような気がします。
こんな演出をしてしまうKoba metalには本当に参ったの一言です。
ともかくありがとう、ベビメタ、そしてロブ・ハルフォード
まさに伝説が生まれました!
最後にこの模様の動画を貼っておきます。
さてさて、次のコラボは日本でX Japanのヨシキとかではないでしょうか?
いや、それを望みます!