2010年12月31日金曜日

MMD+Kinect

 
キネクトとは、マイクロソフトのモーションコントロールシステム。
価額は、15000円前後。

年末になって、わたし的にはビッグニュースがとびこんできました。
マイクロソフトがXbox360のモーションコントローラーとして開発したキネクトがMMDでも利用できるようになったという知らせです。
これの何がすごいのかというとMMD ではこれまでモデルの動きはボーンといわれるモデルの骨格を少しずつ動かしていわゆるアニメーションを作る感覚(アニメのように細かく一コマ一コマを作る 必要はないですが)で作成するのですが、このキネクトを使うと要するにモーションキャプチャがそのままMMDで使用できることになるのです。つまり手打ち で入力してきた細かい作業の多くが省かれモーションキャプチャによってより自然に近い動きがより省力で再現されることが可能になったということです。どう いうものか下に動画を貼っておきました。
で、わたしも早速キネクトを購入して試してみました。キネクトはXbox360 とセットで販売されていることが多いのですが、キネクト単体でも購入でき、Amazonで¥16800で即購入。29日に自宅に届きました。で、自宅の iMac(27inch display,cpuはi7)につなぎ、 bootcampでWindows7を起動してMMDで使用できるかどうか試しました。で、あっさりとキネク トは使用でき、iMacのディスプレイにわたしの動きに合わせて動く、ミクやレミリアの姿を確認しました。おもしれええええええ!
これでMMD のモーション作りがちょっとは楽になりそうです。大幅にではなく、ちょっとというのは、やはり細部では手打ちで動きを補正していかなくてはいけないようで すし、Band-Editionとかでは指の動きとかが手間をとるのですが、キネクトでは指の動きまではモーションキャプチャできないようです。でもまあ モーションキャプチャなんてハリウッド映画の世界のものだと思っていたのが、わずか¥15000前後で自宅のPCでセッティングできるのですからなんとす ばらしいではないですか!来年はこのキネクトMMDで新作動画をどしどし制作していきたいものです。


2010年12月16日木曜日

Daft punk キターーーー!!





久しぶりのダフトパンクの新譜です!
1982年に公開された「トロン」の続編ともいえる「トロン・レガシー」という映画のサウンドトラックをダフトが担当しております。
「トロン」が公開された当時は、どうもあまりにデジタルっぽい(それも初期のカクカクした古めかしいデジタルっぽい感じ)質感で、わたしはあまり関心がなく、数年経ってTV でちょっと観た程度なのですが、どうという感想をもったわけではありませんでした。ただこの「トロン」の映像を借りて作られた動画がニコ動とかにうpされ ており、BGMは主にテクノ系が使われており、それらは「かっけええーーー」と思われるものばかりでした。映画自体はたいしたことはないけど切り取られた 場面場面は観る価値があるというなんとも褒め言葉といえるかどうかはわかりませんがそういう映画だったのでしょう。
で、この「トロン」の続編をディズニーが作ったとな・・・・。
おそらく最新のSFX を駆使して新たなSF映画の地平を切り開いてくれているのかも・・・なんて思いたいです。世界同時公開で、明日からです。まあ本音をいうとこの映画自体に は何も期待していません。おそらく糞のような気がします。それでもつい最近、糞の糞のど糞の映画を観てしまったので、どんな映画でもよくみえてしまうかも しれません。その糞まみれの映画とは「Space Battleship YAMATO」です。脚本とか映像はもう何かを言う気にさえなりません。俳優?そんなやつらがいたのは確かですが、どうでもいい存在でした。で、そんな糞 な映画でもSFXはがんばっていたと褒める輩がいるのですが、はっきりいってSFXも糞でした。お前ら、それくらいしかできんのか、なんとか米国のモノマ ネレベルをクリアできてるというようなレベル、いや、それさえクリアできてないかも。ヤマト自体のSFXなんてひどかった!廃墟から旅立つシーンなどまさ にSFXをサボって細部の描写を省いて、引いた画面でなんとかごまかすという無残なプロともいえぬ、いや素人だって今やもっとマシな映像作るぞ、ぼけっ! というようなものでした。
まあでも「トロン・レガシー」にはちょっとは期待してみようかなあ・・・。
とにかくダフトのサウンドトラックは既にiTunesからダウンロードして聴いております(いい作品は惜しみなく購入するのです)。
す、す、すばらしいです。
久しぶりのダフトということもあって最近はこればかり聴いてます。音楽だけ楽しむという観点からだけでも「トロン・レガシー」は観にいく価値があるかもしれません。
映 画がしょうもなくても、おそらく今後この映像を使って様々な二次作品が作られるでしょう。で、それらは確実にセンスがあってかっこ好い作品に違いありませ ん。そんな二次作品の登場を待ちたいと思います。今後はこういう二次三次作品が著作権問題と相俟って問題になってくるのでしょうが、それらの作品の質が高 いとなると(原典を凌駕するほどのものも現れてくるのは間違いない)、どういう評価なり扱いをしていくことになるのか?どんな規制を加えようともいいもの は雪崩を打って拡散していくというのがこれまでの世の動きです。おそらくその通りになるでしょうし、その動きに反抗するのは既得権益を持つ人たちでしょ う。今後、このバトルが面白そうですね。
で、下にダフトパンクの「トロン・レガシー」での新曲を貼りました。一番下のやつはすでにYouTubeにうpされていたRemix versionです。もう誰かが作ってる!早い!これだから面白い!
既得権益にまみれた大手媒体は死滅せよ!糞っ垂れが!

追記:もしダフトを気に入ったなら「あしたをはる」のPVも観てください。音楽はダフトです!



監督;Joseph kosinski
脚本;Eddy Kitsys&Adam horowitz
音楽;Daft Punk

1982年のアメリカ・台湾合作映画「トロン」の28年ぶりの続編