2010年2月25日木曜日

Cinemascapeー映画批評空間ー

 
写真とここで紹介するCinemaScapeはなんら関係ありません。あしからず。

このサイトは確か2000年頃から始まったと記憶しているのですが、どうも2003年のようです。記憶があいまいですみません。東京大学の舘村さんが始めた映画批評の場で、誰もがコメンテイターとして映画に点数を付け、批評文を書くことができます。わた しもこのサイトが始まって早々に登録し、徒然なるままにコメントを書いてきました。わたし的にはコメントもかなり貯まったなあとは思うのですが、実際に観 た映画の数と比べるとまだまだです。コメントを書くのはなかなかタイミングの問題がありまして、鑑賞後にどうしてもこの映画の一般的な評価を知りたいと 思った時はCinemaScapeを覗いて調べることが多く、そのついでにその映画の批評も書いてしまうことが多いような気がします。わた し自身は、このサイトの批評を一番参考にしており、どの映画についても様々な意見が書かれていますが、とりあえず一方的なものにしろ、偏執的なものにし ろ、八方美人的なものにしろ、いろんなコメントが読めるのでそこが一番信頼に足るところだと思っています。勿論、お気に入りのコメンテイターもおり、そう いった方のコメントは特に参考にすることにしております。で、このCinemaScapeを見ていて一番勉強になるのが、ある映画について自分とは正反対 の批評を書いている人が別の映画では同じ感想をもっており、また逆にある映画ではまったく同じ感想を書いている人が別の映画では信じられないような同意し かねる感想を書いているということがよくあり、ああっ、映画のコメントだけでも人間本当に様々だなあと感慨してしまうことです。
まあ、わたしも7年間にわたり好き勝手なことを書いております。自分がこんなに面白かったと思った映画をこんなに貶しやがってと!とお怒りになる方もおられるかもしれませんが、誠に申し訳ありません。ほんと、ひとそれぞれです。で、CinemaScape の方に、この作品庫のURLを貼りましたのでこちらの作品庫にも<その他>のページにCinemaScapeのわたしのコメント欄のURLを貼りました。 興味ある方は覗いてください。HNのminus-zeroというのは、ニコニコ動画でも使用しているHNで、由来は広瀬正さんの「マイナスゼロ」というタ イムトラベル小説(1970年発表)です。10代の時に読んで滅茶苦茶面白かった記憶がある思い出の作品です。広瀬さんは1972年に48歳で夭折なされ ています。そういえば寺山修司も48歳で亡くなったんだなあ。

2010年2月20日土曜日

一周年と「ぼく罪」

 
Daft PunkのLiveの姿
 
昨年2月22日よりこの作品庫をたちあげて、そろそろ一年を迎えようとしています。
あっという間に1年です。早いなあ・・・。って、ブログのエントリーもあまりなく、ほぼ放置状態であったのでそう感じるのも仕方ないかも・・・。
まあしかし、前にも書いたようにこのHPは死ぬまで続ける予定なので、このHPを流れる時間の単位は日とか週ではなく、年と思ってください。毎日訪れるようなHPではなく、まあ一ヶ月に一回覗いていただけると幸いです。
で、一周年ということを意識して、作品庫のデザインを少し変えました。そして、糞ブラウザIEでも閲覧できるようにしました(以前は、糞ブラウザIE userのための雑居部屋という別ページを用意していたのですが)。基本的には糞ブラウザIEを使用している人は読者対象と考えていないのですが、まあそんなに気張らなくてもいいのではないかと。
加 えて、動画ページを独立させて、その他のページにはとりあえず別唐晶司の作品批評欄のようなものを設けました。といっても別唐晶司でググってみつかった別 唐晶司の作品を批評しているサイトを掲載しただけですが・・・・まあ何かの参考になれば。批評していただいた作家・批評家・ブロガーの方たちには感謝の念 にたえません。ありがとうございます。
加えて加えて、「ぼくが罪を忘れないうちに」のHTML 版をupしました。実は、前のエントリーで書きました高校の同級生田崎くんが、「あしたをはる」のHTML版を読んで、その際にソースをチェックしたとこ ろわたしの本名や以前の勤め先が表示されており、「個人情報ばればれやで」と指摘してくれたのです。で、親切な田崎くんは、個人情報が記載されたHTML の一部を編集してくれわたしに送ってくれました。で、わたしはそのHTMLをさらにいろいろと編集したのですが、久々にHTMLの生編集をすると何となく 楽しくなり、いい機会だから「ぼくが罪を忘れないうちに」もHTML版にしようと思い立ったのでした。「あしたをはる」のHTML版が中途半端なものに なっていたのは、原文をMS Wordで仕上げ、それをMS WordのHTMLへの自動変換機能を使ってHTMLに変換したためで、すべては MSの糞!によるものです。本当にMSは糞です!何度でも言います。 MSは糞だ!で、同じことをするほどバカではありませんから忘れないうちに、「ぼくが罪を忘れないうちに」をHTML直打ちで完成させようと思った次第で す。で、この「ぼく罪」は元々脚注を多用しておりhyper link小説の体裁をとっていましたので、HTML版にするのがもっとも適していたというのもあります。16年前の作品で、舞台の年代は90年代末ですか ら今からみるとちょっとおかしい記述もあるのですが、原文そのままにしておきました。ポップアップコメントが元々の原文の脚注であり、リンク先は今回付け たものです。脚注の記述もかなり怪しいものがあり、恥ずかしい限りなのですがそのままにしてます。笑ってください。凹みますので。
同 時に、「あしたをはる」のリンク先も再編集しました。リンク切れになっていた部分もかなりあったので新たなリンク先を貼り付けました。ということで、「あ したをはる」もリニューアルされたことになります。最初からこの「あしたをはる」は、「生もの小説」ということで、日々変化していくネットとリンクしてい るわけですから作品自体も日々変化しているわけです。発表当初は、リンク先をこまめにチェックして更新していったのですが、いつのまにか放置状態になりま した。すいません。で、今回、再チェックして活きのいい状態に戻しました。リンク先のページも別ウィンドウで表示されるように変えてます。
今後、他の作品もPDF あるいはHTML化しようかと考えてはいるのですが、AppleからiPadが発表され、いよいよ日本にもiBookが導入され文学の電子化がすすむよう な気配が出ておりますので、もう少し様子をみて、わたしとしてはできるならiBook等で販売(50円とか安価な値段でネットダウンロードできるなら)し ていきたいとは考えています。まあわたしは文学で金儲けをしようとは一切考えていませんので、ややこしいようならこの作品庫にupしてしまうかもしれませ ん。