2022年4月30日土曜日

コロナの終焉

 

 

コロナの感染者数は漸減しているが数的にはまだまだ多い。

これまでの第1波から第5波までの感染者数及び死者と比べるとまだまだ圧倒的に多い。それでも多くの人がもうそろそろコロナは終焉したかなと思っている。それは単に「倦んだ」だけのことだ。私がこれまで何度も書いてきたようにコロナ禍が終わるのはコロナの感染者数や死者が無くなった時ではなく、このコロナ禍というインフォデミックの現象に皆がいよいよ倦んでしまった時のことだ。ようやくこのコロナ茶番が終わろうとしている。今後、このコロナ茶番で施行された愚策(緊急事態宣言、マンボウ、マスク着用、ワクチン等)が評価の場に上がり、検証されていくことになる。そして、その結果は確実にこれらの愚策がお笑い種になるものだろう。10年後にはマスクをして、プラスチックのパネルを立てて、黙食している姿は憐れみを持って、そして嘲笑の対象となっているであろう。それは第二次世界大戦でB29に竹槍で対抗しようとした日本国民と同じ姿である。

ひとつの危惧は、この状況になってもいまだに5類へとの引き下げを行おうとしない政府とコロナ分科会の姿勢である。まさに愚かである。もしこのまま5類変更せずにいくならまた緊急事態宣言が発せられる悲劇が必ず来る。なぜならコロナが無くなることはないからである。コロナはこれからもどんどん現れる。そんなコロナと一緒に生きていくことが肝心なのであり、これまではそうしてきたのだ。PCRという新たな検査法の登場により私たちは見えないものに対しても恐怖しなくてはいけなくなった。まさに愚かである。

私は当初からずっと言ってきた。こんなものをなぜ恐れるのかと。過度に恐れて、自らのその恐怖を他人にも強制させ、社会を過度に萎縮させていった人たちはもう一度、いや何度でも当時の自分の姿と現在の姿を見比べてほしい。そこに一貫性はあるのかと?多くの医者のコロナに対する言説はずっとネット上に残っている。それをきっちりと調べてその医者の信用度を測ってほしい。特にコビナビの医者たちの言説を検証してほしい。いかに一貫性のないその場あたり的な言説かということを確認してほしい。

最後にいつになったら日本人はマスクを外すのかという問題であるが、私は昔から日本人はマスクが好きだと思っている。理由は簡単でマスクで鼻及び口周りの自分の恥ずかしい醜い容姿を隠すことができるからである。日本人の多くが自分の容姿は醜いと感じている。マスクで隠すことが公に正当化されるなら多くの日本人はそうし続けるのである。やれやれである。しかし、とにかく自分の醜い顔を隠すためにマスクをし続けたい人はし続ければいいと思う。ただそれをマスクをしたくない人に強要することはやめてほしい。わたしは診察時にはずっと前からマスク着用していた。だから今後も診察時にはマスクをし続ける。わたしが診察時にマスクを着用するのは単に患者さんの臭いが気になるからである。感染云々ではない。だが、マスクをしたくない人はもうどんどんマスクを外すべきである。醜い奴だけがマスクをし続ければいい。そうそれだけのことだけである。