2025年12月31日水曜日

2025年ベスト1


 『ホットスポット』は、2025年1月12日から3月16日まで日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。脚本はバカリズム、主演は本作が民放の連続ドラマ初主演となる市川実日子。

 本年のベスト1はテレビドラマ「ホットスポット」で決まり。

ネトフリの映画/ドラマは面白いものも多かったがかといってベスト1と推せるものはなし。「イクサガミ」も「大洪水」もクソだった。敢えて推すなら「house of dynamite」だが、結末がないのでそこがどうしても不完全燃焼になってしまう。今年のYouTubeで聴いた音楽ベスト3をついでに貼っておく。特に最後にあげたiVyは特筆に値するので1月に新たに書く予定。

 






 

2025年11月18日火曜日

Bad Apple!!の進化

おそらく以前に紹介したと思うが、東方のBad Apple!!がAIによって新たに生まれ変わった。

まずはこのBad Apple!!の生い立ち、そして進化の経緯を説明した動画を見てほしい。


 こうして様々な動画が作成されてきたのだが、それでもオリジナルの影絵を超えるものはなかった。だが、ここでAIを使用した新たなBad Apple!!が登場した。


 これは影絵と構図はかなり違うのだが、新たな視点として素晴らしいの一言に尽きる。完成までの労力はどれくらいのものであろう?オリジナルの影絵は膨大な労力を要したものと思われる。それに比べるとAIを利用すればずっと容易に作成できるのであろう。

2025年8月31日日曜日

iPS再生医療の終わりの始まり

  先日、iPS細胞を使用した網膜色素上皮細胞の網膜色素上皮不全患者への移植治療に対する先進医療への認可が却下された。
つまり、先進医療という保険診療を使った医療へダメ出しされたということである。自由診療であれば問題ないが、そもそもこの治療法は一治療法あたり数千万円かかるということであるから自由診療では難しいかもしれない。いや、それでもほとんど目が見えない患者が、日常生活が送れるくらいには見えるようになるのであれば自由診療で多額の費用を出してもそれを受ける人はいるかもしれないし、そもそもそういう治療なら先進医療へとサッサっと認可されると思う。この先進医療への認可を審議する段階で、申請者側は視力と視野による評価を加えていなかった。それはそれで仕方なく、なぜなら対象患者は視力も視野もほとんど計測不能な方たちであり、この治療によりその視力や視野が測定可能なくらいまでに改善するのならもちろん評価項目に視力/視野を加えるだろうが、残念ながら治療後も視力/視野は測定不可というレベルの改善?しかないのである。それでも施行者たちは患者たちは治療前よりも明るくなったと証言しているので治療効果はあるに違いないと言うが、これをどう評価するかが難しいのである。いわゆる「とんでも医療」の世界では、この患者たちの証言を唯一の拠り所として、客観的なデータなしで自分たちのとんでも医療を正当化するのであるが、そこに近いものを感じてしまう。もちろん、この治療法はとんでも医療ではない。しかし、こんなことをいっているようでは側から見ると「これはとんでも医療臭がする」と感じてしまっても仕方ないのである。 
であるから今回のこの先進医療却下は至極当然な結論であると思えるのであるが、申請者たちはまた機を改めて申請し直すらしい。その際は医学的にも皆を納得させるだけのデータを提出して、正々堂々と認可されんことを祈念する。
そもそもiPS細胞は山中先生が発見した日本独自のものである。であるからこのiPS細胞による再生医療を推し進めるのは国策として重要だとiPS再生医療関係者は豪語する。しかし、そもそもこのiPS細胞の発現率は当初4%ということでまさに奇跡に近いものであり、ちょっと間違えばスタップ細胞と同じ運命を辿ったかもしれないようなものである。いや、これは言い過ぎである。しかし、そのような細胞ゆえに培養に費やす手間及び費用は多大なるものでこれが今後もずっとネックになると思われる。ES細胞によりかなり発展してきた再生医療を日本政府はiPSに全振りすることにより国内のES細胞研究を駆逐してしまった。 その罪は非常に重い。
これまでiPSを用いた臨床応用は、世界初、合併症がないという二項目のみで評価され、バカマスコミで神に祭り上げられてきた。しかし、今、その機能評価というまさに治療の核心である評価項目に直面して、このiPS再生治療はごまかしの態度しか示せていないのである。網膜色素上皮不全症(そもそもこんな病名いつから出来たのか?)に対する網膜色素上皮細胞移植しかり、重症心不全に対する心筋シート移植しかり、パーキンソン病に対する神経細胞移植 しかり、どれも顕著な機能改善は示せていないのである。いや、顕著でなくても良い。少しでもいいが、それに対して数千万円もする治療費を税金から支出せよというのは無理なのである。
これからこの機能改善という治療評価にとって最も重要な項目が厳密に評価されるようになる。そうなると現在絶対善とされているiPS再生医療はまさにその終わりの始まりとなるのであろう。
 
注;眼科領域におけるiPS細胞由来の角膜上皮細胞移植は確実に機能を改善させる。しかし、この角膜上皮細胞移植に代わる治療法として羊膜移植といのがすでに確立されており、保険診療として行われている 。そして、その治療費がiPS細胞を用いたものよりも圧倒的に安価である。ほぼ同じ機能改善が期待される治療法でその治療費がかなり違えば安価な方が趨勢になるというのは当たり前だと思うが、現在のiPSという魔物に侵された日本の医療は間違った道を永遠に歩み続けるのかもしれない。

2025年6月30日月曜日

新幹線大爆破をみた

新幹線大爆破は1975年(右)に作られ、2025年(左)にリメイクされた作品。

1975年版の新幹線大爆破は高校生の時に学校で観た。映画サークルの人たちが熱心に上映の機会を作ってみせてくれたような記憶がある。で、物凄く面白かったという記憶が残っている。日本にもこのようなハリウッドのスペクタル映画を凌駕するような作品が1970年代にすでに存在したことが日本人として誇りであった。この1975年版では犯人側の視点が強く描かれており当時の雰囲気つまり悪にもそれなりの理由があって同情できるというような解釈が成り立つような構造でできている。主犯役が高倉健とあることからある意味犯人が主役と言ってもいい作品である。ラストの高倉健が撃たれて倒れるシーンはとても悲しく素晴らしかった。

2025年版は打って変わって主役は新幹線の車掌である草彅剛である。犯人は女子高生というとんでもびっくりの内容であるが、まあこの女子高生役の女優さんが良かったのであまり文句は言いたくないのであるがそれにしてもやはり女子高生が犯人で新幹線に爆弾を仕掛けるというのは無理があると思う。おまけに爆弾を準備したのは1975年版の主犯の息子というかなり強引な筋でなんだかなと思う。そう、この2025年版では1975年版の事件が実際にあったものとして引用されているのである。それはそれで面白いと思うが、どうも牽強付会という印象は拭えない。ただ、主犯の女子高生が自分の父親を爆弾で吹っ飛ばした後のそのクールな表情はとても印象に残る良いシーンだった。

話の展開は2025年版の方がテンポ良くどんどんと話に吸い込まれていく感じであり、JR東日本の全面的協力もあり新幹線というハード面の描き方もきちんとしていた。

1975年版の犯人たちは倒産した中小企業の経営者でありそこで雇われていた前科者の若者であり学生運動崩れの若者という社会の陰を表すものたちであり、社会的な反逆という面を持っていたが、2025年版では犯人は親に虐待された女子高生という極めて個人的な反逆になっている。それはそれで時代を反映したものだと思う。わたしがずっーーーと主張していることに「この世はたった一人の個人の狂気によって滅びる」というのがある。今回の2025年版をみて、そういうふうになりつつあることを感じた。 

2025年5月31日土曜日

関西万博に行った

2025年日本国際博覧会は、現在、日本の大阪府大阪市此花区夢洲で開催している国際博覧会である。開催期間は2025年(令和7年)4月13日 - 10月13日の184日間。

関西万博に行った。当日はあいにくの雨だった。舞洲のP&Rを使用した。料金は7000円と高価であったが駐車場はがら空きで西ゲートからの入場も並ぶことなくすぐに入れた。

パビリオンの予約だが、7日前予約はシグネイチャーパビリオンの一つ、いのちと動的平衡というパビリオンが午後20時入場ということで取れたが、3日前予約も当日予約も取れなかった。当日予約は会場に着いてからスマホでアクセスしてもエラーメッセージが出るばかりで全くアクセスできなかった。ということで会場には午前10時過ぎに入り、まずは大屋根リングの上を歩いて、まあこんなものかと思い、それから東欧の北朝鮮と言われる独裁国家トルクメニスタン館に20分くらい並んで入った。まあまあ面白かった。犬が大事にされていて徳川綱吉を思い出した。

会場はどこも混雑していて、フランス館には約30分並んで入った。待ち時間1時間30分と書かれていたので3分の1が実際の待ち時間であろうことを学んだ。それが生かされたのがシンガポール館で待ち時間45分となっていたので躊躇せずに並んだら15分で入れた。訪れたパビリオンは以上の3館だけであった。どこのパビリオンも待ち時間が長く、また入場制限がかかっていて待つことさえできなかった。ほとほとに疲れて午後3時には会場を後にした(つまり予約が取れていたいのちと動的平衡館には訪れなかった)。そういえばトイレは男女兼用がほとんどでどこも並んでいた。使用勝手はとても悪く、中はちょっと汚く、女性は嫌悪感を抱く人が多いような気がした。

昼食は噂の神戸牛のえきまえそば(3500円)を並んで食べた。味は美味しかった。まあこんなものかなと思った。

以上、万博を訪れて、また訪れたいとは全く思わなかった。どこも人多過ぎで、会場のキャパと入場者のバランスが取れていないと思った。これでもまだ15万人以下の入場者数であるから今後入場者数が増えて20万人とかになるとこれは大変だろうなと思った。

未来感やワクワク感は全く感じなかった。

1970年の大阪万博にはわたしは11回行ったが当時は未来感やワクワク感がいっぱいでいつも楽しかった。まあ、当時は小学生だったのでそういうふうに感じるのは当たり前かもしれないが。

ということで、「やれやれ」というのが今回の万博に対する感想である。他人にはまあ苦行覚悟で1回は訪れてもいいかもというと思う。 


2025年4月30日水曜日

ホットスポットが面白かった

 

ホットスポット』は、2025年1月12日から3月16日まで日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。主演は本作が民放の連続ドラマ初主演となる市川実日子。

 

ネットで良い評判を見ることがあり、また、ネトフリで視聴できることを知ったので「ホットスポット」を観た。

面白かった。TVドラマは糞ばかりだと思っていたので意外だった。とても面白かった。とりあえず1話だけと思ってみたがその1話がめちゃくちゃく面白かった。で、続いてその後の2話から10話まで怒涛の如く観続けた。

いわゆる会話が面白い会話劇的な日常系宇宙人話なのである。そういうカテゴリーでは黒沢清監督の「散歩する侵略者」を思い出すのであるが、これよりもっとずっと日常系の会話劇である。

この面白さは脚本のバカリズムの功績なのであるが、わたしはお笑いはほぼ観ないのでバカリズムがどういう方かはあまり存じないのであるが、マセキ芸能社という事務所に所属しており、わたしが好きな数少ないお笑い芸人のパーパーもこのマセキの所属なのでなんとなく好感度が高い。というかこの脚本の質の高さを経験するとバカリズムのこれまでの脚本作品を観ずにはおられない。

ということで、「殺意の道程」(WOWOWドラマ)、「ブラッシュアップライフ」をそれぞれサブスクで視聴した。どちらも面白かった。でも面白さの順番をつけるとホットスポット>ブラッシュアップライフ>殺意の道程であった。どのドラマも細部をつつくとどうも辻褄が合わない部分が結構あるのだがそんなことはどうでもいいように思えてしまう話筋となっている。また会話の内容も女子会で交わされるなんとはないが微妙に面白いものでこの会話劇が癖になる人も多いと思われるが、連続して観すぎるとちょっと飽きてしまう人もいるかもしれない(わたしはちょっと飽きてしまったような気もするが、でもバカリズムの新作を観たいと思っている)。

「架空OL日記」は以前1話だけ視聴してあまり面白くなかったのでそこで終わっていたのであるが、これも評判がいいので視聴を再開しようと思っている。

これらの作品に出演している俳優さんは共通している方が多く、どの方も一癖二癖あるような俳優さんたちである。 特に印象に残ったのはシンゴジラの市川実日子はもちろんであるが、夏帆、鈴木杏(岩井俊二監督「花とアリス」がとてもよかった)、安藤サクラ(「愛のむきだし」は素晴らしかった)、平岩紙と書いててそれ以外にもたくさんいるのでこういうふうに列挙することに無意味さを感じている。

こういう日常系の癒し系ドラマはおそらく日本特有のものだと思われるのでこれから海外へ広まっていく可能性はあると思う(アニメはすでに世界的に拡散してしまっている)。ということで「ホットスポット」の第一話のダイジェスト動画とマセキ芸能社所属のわたしイチオシの芸人パーパーの動画を貼っておくwww

 


 


2025年3月31日月曜日

プロ野球系ユーチューバーの死?

 

昨年末に上記のような何ともわかりにくい規約がNPBより発表された。

これによると収益を目的とした動画の配信で、それも試合を映すのではなく、球場内での観客の反応や応援団の様子、配信者のリアクション等までもそれが試合中のものなら違法となるという厳しいものである。

NPBは試合の様子を違法アップロードする輩たちを排除するためと説明しているが、そして、試合の生配信や録画でもその試合の中身の多くを映しているようなものはもちろん規制されるべきであり、その点ではNPBの言うことには同意するが、この規約だとそうではない、単に球場の観客の様子や球場自体の紹介、配信者たちのリアクションを映しているものまでも規制されてしまうようなのでこれではまさにまともな野球系ユーチューバーたちを排除することになり、プロ野球の振興及び人気拡大に全く相反する決め事になり全く何してんだかと罵りたくなる。

試合をそのまま配信(生にしても録画にしても)している配信者はどんどん取り締まって球場へ出禁にすべきと思うが(と言ってもこういう輩たちは自分の正体を隠してこっそりとやっているので取り締まりづらいような気もするが)、応援団の様子や球場の様子を配信して、まさに野球の新たな楽しみ方を提供してくれているまともな野球系ユーチューバーたちがこの規約によって萎縮してしまうことは何とも悲しい。 

「えとーちゃんねる」とかは阪神の応援団風景などを細かく映して配信してくれており、その言説もまともであるが故に、今回のこの規制に対しても真正面から対応しており、それ故にこれまでの面白さが大幅になくなっていると言うのは何とも悲しい。わたしは阪神ファンであるが、阪神のあの応援団にはうるさいなと言うあまりいい感情しか抱いていなかったのであるが「えとーちゃんねる」の動画を見て、応援団を見る目が変わり、今ではあのうるさい応援団を応援している。 何なら一度あの応援団の中で野球観戦してみても面白いかもとまで思うようになっている。

今後はこの規約に正直に従い、新たな形式で面白い野球配信を模索するのか、それともあまりに細かい点は無視して、これまで通りの配信を続けるのかあるいは、配信をやめてしまうのか色々と分かれることになるだろう。しかし、おそらく大組織というのはこのような規約は発表するものの真の標的は試合そのものの配信阻止であると思うので、規約違反になるかもしれない応援団の風景や配信者自体のリアクション等は見て見ぬふりをしてくれるのではないかと思う。それを期待して、これまで通りの配信を野球系ユーチューバーには続けてほしいのであるが(で、実際そうしている人もいるし、その勇気?にわたしは拍手したいし応援したい)、まあ他人事なので無責任ななことを言うなと謗られるかもしれない。

最後に収益を目的にしなければかなりの部分これまで通りの配信ができるのであるが、それでは全くダメダメなのである。収益があるからこそ配信者は労力をかけて丁寧な動画を作成してくれるのであって、それがなくなると長い目で見ると確実に野球系ユーチューバーは衰退していくし、それはNPBの衰退にもつながっていくと思う。