2009年7月12日日曜日

Vocaloids

AVTechNOさんによる初音
ミク「NEL」。
4/29にニコ動にupされると
4/30には、巡音ルカ「NEL」
がupされ、7/5には鏡音リン
「Noiz are NEL」がupされる。

最近観た映画・・・ではなくて、最近聴く音楽は殆どがVocaloid ものになっています。音楽を聴くのはジョギング時(大体10kmを1時間くらいで走ってます)や水泳時(1.5kmを30分くらいで)が主で、iPodで 聴いてます(泳ぐ時もゴーグル装着可能なアタッチメントを使って聴いてます)。殆どが、ニコニコ動画からmp3におとしてますが、おとせないやつは他の動 画サイトや音楽サイトからおとしてます。元々、高校生の頃から好きな音楽といえばprogresssive rockというやつで、European progressive rock collectionなどを購入しては聴きあさってました。なかでもTangerin dreamやクラフトワーク、エドガーフローゼなどのドイツ系が好みでした。ですからテクノ音楽というのが好きなのはもちろんで、95年以降はフランスか らDaft punkが出てきて、わたしにとっての神となってました(Daftはハウス系だと言われる方もいるかもしれませんが)。で、最近では、日本では中田ヤスタ カ関連(Capsule,Perfume等)、Cutie paiなんかを聴くことが多くなってましたが、vocaloidの曲はテクノ系が結構多くて、それも質の高いものが多くてもっぱらボカロばかり聴いてま す。vocaloidの数も徐々に増えており、初音ミクが初代ですが、今はどんどん進化してきておりGumi曲として最近upされた「blue bird」などは楽曲のすばらしさとともにvocaloidそのものの完成度の高まりを実感させてくれます。もちろん、人間の声質に似てくるのが完成度が 高まることなのかどうかは異論もあることだと思いますが、また別の方向への進化も含めてvocaloidの可能性には今後も注意していきたいと思っていま す。ちなみに男性vocaloidとしてはKAITOがいまして有名な「しねばいいのに」を下に張っておきました。でもこれはYouTubeで観るよりは ニコ動で観る方が圧倒的に面白いです(コメントの何々死ねばいいのにが圧巻です)。
で、最近のお気に入りですが、AVTechNO という人の一連の作品です。この人、なんかすごく内向的なブログも書いておられるのですが、すべての曲がいいなあと感心してしまうのです。「NEL」とい う曲はRemix versionも2つあり、どれもがすばらしいの一言です。「Synchronicity」も現状2つのversionがあり同じ曲でもかなり感じが違っ ています。プロではないと思うのですが、楽曲自体の完成度はそんじょそこらのプロ作家を軽く凌駕していると思われます。こういう人の作品には金を払っても いい、いや払わせてくれえと言いたくなるのですが、そういいう課金システムが今のネットではまだうまく機能していませんので、そこが残念なところです。
下にYoutubeにupされたやつを張っておきますが、いずれにしてもニコニコ動画で観た方が音質も画像もmuch betterです。


2009年7月9日木曜日

最近観た映画

映画「no country for old man」
監督 コーエン兄弟
写真 怖い怖いシガー(ハビエル・バルデム)

10 代・20代の頃はよく映画を観たものですが、30代以降はあまり観てないというのが現実で映画について何か話せるようなことはないのですが、まあ、最近 (3ヶ月以内くらい)観た映画で気に入ったものを幾つか。まずは、コーエン兄弟監督の邦題「ノーカントリー」。これは怖かった。コーエン兄弟の映画では、 「ファーゴ」も好きな作品で、これは警官のおばちゃんがコーヒー飲むシーンとか普通の人が普通のキチガイに見えるシーンなどが好きで、後半の怖いパートは それほど好きでもないのですが、「ノーカントリー」は全編怖くて、その怖さはわたしの好きなタイプの怖さでありました。「好きなタイプの怖さ」というとた とえばスプラッターものは全然嫌いで、エクソシストなんかもダメ。13日の金曜日系もダメで、「羊たちの沈黙」もダメで、SAW系もダメ。 ダメというのはあまり面白く感じないという意味で、でも、「シャイニング」は最高に怖くて好きで、ジョン・カーペンターのもの(なかでも「パラダイム」) も最高で、クローネンバーグ(なかでも「スキャナーズ」)も大好きな怖さで、邦画だと中田秀夫監督のもの(なかでも「リング」)も最高に怖いと感じます。 コーエン兄弟の映画の初見は「バートンフィンク」でなんかデヴィッド・リンチみたいだなあと感じたのですが、その後の活躍はリンチとは違う系統の映画だと 感じている次第です。そのリンチですが、作品集BOXをamazonで購入しましたがまだ開封すらしてません。まあ大体の作品は観てますので、いつ開封し て観る日が来るのかわかりません。同じような境遇にあっているのがJA・シーザーの音楽作品集で、これも購入したもののまだ開封されていません。リンチの 作品の怖さは好きです。が、最新作「インランド・エンパイア」は録画したものを途中まで観て、以降、まだその後を観てません。おそろしく不気味で面白い映 画なんですが、元気な時に観ないと眠ってしまいそうです。コーエン兄弟の映画の良いところは、怖い流れのなかにふとありふれた日常の場面(といってもよく 考えるとありふれていないのですが)が挿入されるところかなと思っています。「ノーカントリー」の次に面白かったのは、「There will be blood」! 監督は、ポール・トーマス・アンダーソン〔略してPTAで覚えてます)。あの「マグノリア」の監督ですよ。「マグノリア」も面白かったですが、 「There will ・・・」も最高でした。次回作が待ち望まれる監督のひとりです。
「Clover field」は期待しないで観ましたが、「ブレアウィッチプロジェクト」と方法論は同じでもこちらは面白かったです。「ブレア・・・」は最悪でした。フィ クションと分かっているのにノンフィクション的につくってしまっては興ざめです。それに比べ、「Clover・・・」は、フィクションであることを前提に ノンフィクション的手法できちんと観る者を楽しませる要素を絡めて撮っているという芸がわかりそれなりに楽しめました。この制作に名を連ねているのが JJ・エイブラムスという人で、この人が監督をした最新作が「スタートレック」ということで、このスタートレック最新作は非常に評価が高いのでいずれは観 たいなあと思ってます。でもこのJJさん、「アルマゲドン」の脚本書いてるんですよね。「アルマゲドン」は最悪の作品でした。映画館で鑑賞後、周りの観客 をみると皆が涙を流していたので、思わず心中で「この愚民めが!」と叫んでしまいましたよ。同じような気持ちに浸ったのが、クリント・イーストウッドの 「グラン・トリノ」。これが面白いか?と思わず、涙を流して感動している観客をみて、心中で「愚民め!」と叫びました。「硫黄島からの手紙」と同じタイプ の作品で、もうイエローを啓蒙する映画はやめてくんろと言いたいです。まあ、白人さまさまに啓蒙されて涙流してありがたく思う輩が多いということは、小 泉・竹中のやり方は間違っていないということでしょう。ああっ、でも、イーストウッドでも「ミリオンダラーベイビー」は好きです。まあこの作品をアイルラ ンド人が観たらどう感じるのかは知りませんが・・・・。
最 後に意外と感動した作品。「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪」。何も予備知識なしで観ていると(それも途中から)、出演者たちが真面目に「ネチコマ ネチコマ」とビートたけしのコマネチ踊り?をしており、これは何?とあっけにとられてしまいました。こんな映画が撮られることが許されている邦画界が恵ま れているなと感じ、だから内輪受けしかしない愚作しか撮れないんだよと心中で、「この邦画界の愚民どもめが!」と罵りました。基本的に洋画より邦画が好き なわたしはまともな邦画が観たいと切に思ってます。あっ、でも、ギララは「デビルマン」よりはましでした。

2009年6月22日月曜日

自作動画【小説】あしたをはる【PV】

【小説】あしたをはる【PV】
      ×××Daft Punk×××

「あしたをはる」を執筆する直接のきっかけとなったのが、ニコニコ動画でのDaft Punkのsummer sonicのライブビデオでした。Daft Punkはお気に入りのアーティストで、殆どの曲を聴いてましたが、このライブでのそれらはリミックスによってまったく別のものに変わっていました。うわ あーーこんなやり方もあるんだあーと感心しまくりでした。で、これなら小説でもやれるんではと思い、自然と「あしたをはる」が書き上げられたのでした。わ たしの場合、書かなくてはいけないと思うと書けないのが殆どです。「メタリック」は自然と書けてしまいました。「螺旋の肖像」は書かなくてはいけないと思 いながら書いた中途半端な作品です。ですから書かなくてはいけないと思って書くことはやめようと思い、十数年経過しちゃいました。で、なぜかDaft Punkのおかげでまた書いてしまいました。これとは別に、このDaft Punkのライブを聴くといつもヒットラーや三島由紀夫のagitationの光景が脳裏に浮かび、いつかこのライブ音源に別の動画をつけてみたいなと 思っており、時間をみつけてはネットで動画の収集をやってはいろいろとつなげていました。初めは、「Agitation」という題で自作動画を作ろうと 思っていたのですが、作っている途中で、これは「あしたをはる」に通底するものがあると思い、それなら「あしたをはる」のPVということでと勝手に解釈し て、動画タイトルを上記のものへとしました。本当は、内容とはあまり関係ないのですが、まあいいじゃないですか。その他のページにアップしてます。同時に、YouTubeで公開しています。

2009年6月11日木曜日

バルサ圧勝!

 
ビッグイヤーを掲げるバルサの選手たち

遅ればせながらチャンピオンズリーグ決勝の感想を。
勿論、生中継を観戦しましたが、どちらのチームに対しても思い入れがないため冷静に観れてしまうことは悲しいといえば悲しいです。戦前予想では、マンU の圧勝(3−0)と思ってました。チェルシーは勝負に負けましたが内容ではバルサに圧勝してましたので、似たような戦術をふまえればマンUの勝利は間違い ないと思ってましたが、結果はまったくの逆でした。マンUが「らしさ」をみせてくれたのは最初の10分だけで、バルサが最初のチャンスでゴールをものにし てしまってからは、最後までバルサの試合でした。なぜ?ローマの気温が高かった?ピッチコンディションがマンUに不利な状態だったから?悪魔が降りてきた から(1シーズンに2−3度、悪魔が降りてきて無様な試合をすることがあるらしい)?いろいろと言われていますが、まあ、これがやはりサッカーの面白いと ころなのでしょう。ファーガソンがヒディングと同じような戦術(4−4−2)をとらなかったのはさすがファーガソンのプライドがそうさせたのでしょう。中 盤を支配したイニエスタとシャビのコンビは、わたしにはギグスとスコールズに見えます。この4人は皆わたし好みの選手です。現在の日本代表でいうなら遠藤 と中村憲かな?元サンガの朴が今回は先発で観れたのがうれしかったです。朴のような選手は非常に貴重だと思います。マンUのようなチームでは常に先発で出 場できるという保証はなく、選手のコンディションを考えるとある程度のターンオーバー制も仕方ないことなのですが、そういう状況下でも朴はくさることな く、自分が出場できる時には全力を尽くすというその姿勢は監督からすれば重宝というか非常にありがたい存在に違いありません。早く朴を追い越すような日本 人選手が出てきてほしいと思いますが、なかなか難しいでしょうね。カターニャの森本に期待しましょう。で、ともかくバルサの優勝にばんざい!です。理想 VS現実と言われたこの試合、結局、理想が勝利したわけですが、この世の中、実際は現実が理想を凌駕することの方が多々あるように思います。ですからこう やってたまには理想が勝つことがあってもいいじゃないですか。まあ、理想とはいってもそれはクライフから脈々と流れる4−3−3の攻撃サッカーで、グアル ディオラ、イニエスタ、シャビ、プジョール、メッシというバルサ育ちの選手たちが体現したものです。個人的にはクライフ離れをしたバルサを観たいのです が・・・・ペップに期待しましょう。

2009年5月14日木曜日

準決勝

additional timeにgoalをきめたイニエスタ

アーセナルは無残な負け方でした。マンチェスターU との第2レグ、前半の10分で勝負は決着してしまいました。朴とC.ロナウドのゴールによってアーセナルの選手たちは意気消沈してしまいました。あろうこ とか指揮官のあのベンゲルまでもが・・・・。このような状況に置かれたとしてリバプールやチェルシー、マンチェスターUでもアーセナルと同じような状況に 陥るでしょうか?いや、おそらくそんなことはないと思います。リバプールならジェラードやキャラガーが皆を鼓舞するでしょうし、チェルシーならランバート とテリーが、マンチェスターUならリオ・ファーディナンドとルーニーが同様に他の選手たちにまだ諦めるなとハッパをかけるでしょう。そうです、アーセナル に欠けているもの、それはイングランドの主力選手なのです。昨年までのキャプテンのギャラスはフランス人ですし、セスクはスペイン人。ウォルコットはイン グランド人ですがまだまだ若過ぎる。アーセナルの最大の弱点は、イングランドの中心主力選手がいないことだと思います。特に逆境においてはそういう選手が 必要なのです。バルセロナには、カンテラ出身の主力が沢山います。それがバルセロナの強みのひとつであることは誰も疑うことはないでしょう。それでは、来 期、アーセナルはイングランド人の主力選手(できれば守備的MFかCB)を手に入れればいいかというと、そういうわけでもないと思います。その選手がチー ム内で信頼を獲得し中心選手となるにはそれなりの年月が必要だからです。ということは、ウォルコットが主力として活躍し続け、もう3−4年経つのを待てば いいことなのかもしれませんがそこまで待つのもなあ・・・と思わずため息です。あっ、そうだ、GKのアルムニアがいました。彼はスペイン人ですが、イング ランドで5年間プレーすると帰化申請がおりるということで、現在帰化申請中という話をききました(スペイン代表として招集される可能性は殆どないという現 実と反対にイングランド代表には現在正GKがおらず、FAとしてもアルムニアの帰化を望んでいるらしい)。アルムニアならもう既にアーセナルの主力選手で すし、GKという立場もキャプテンとして相応しいように思えます。どうでしょうか?でもやはり、闘将キーン(アイルランド人ですが)のような選手が欲しい というのが本音です。
チェ ルシーは試合の主導権を殆ど握っていながら最後の最後でやられてしまいました。倉敷アナウンサーの「理不尽な敗戦」というのに同意します。しかし、イニエ スタがゴールを決めた瞬間のグアルディオラのあの走りは凄かったですねえ。また、そのグアルディオラについていったシウビーニョも凄かった。あれは「俺を 出せ、俺を出せ!」って言ってるんでしょうね。ノルウェー人の主審はいろいろと言われて大変ですね。まあ確かにヘタな審判でしたが、それは仕方ない。やは り肝心なところではビデオ判定を導入するというのが理にかなっていると思います。特にPKかどうかを判定するにはビデオ導入で複数審判の判断に任せた方がいいです。どう観ても難しいですよ。
で、決勝はバルセロナ対マンチェスターUということになりました。
現在の状態、最近の戦いぶりを見る限りでは、マンチェスターU の圧勝のような気がしますが、バルセロナにもがんばってもらいたいです。アンリとイニエスタが欠場かもしれないという噂もあり、それではまったく勝ち目が ないような気もしますが・・・・。ちなみにわたしはプレミアファンですが、好きなチームの順番はビッグ4に限るなら アーセナル>リバプール>チェル シー>マンチェスターU となります。ですからまあマンチェスターUが勝とうが負けようがどうでもいいんです。だけど今のマンチェスターUは本当に強いで すね。強すぎます。ですからテベスには来期必ず移籍を望みます。できればリバプールへ。マスチェラーノと再会して、来期こそはリバプールにプレミアシップ をもたらしてほしいものです。

2009年4月16日木曜日

BEST 4

Villarrealgoal戦2nd legでgoalを決めた
Walcottに集まるArsenalの選手たち
  
本日未明に開催されたUEFA Champions Leaguede決勝トーナメント Quarter-final 2nd legで、いよいよBEST 4が決まりました。
バルセロナ、チェルシー、マンチェスターU、アーセナルです。
昨年、一昨年に引き続き、3年連続で、BEST 4のうち3チームをプレミア勢が占めました。
いやあーー、強いなあ、プレミア!
プレミアファンのわたしとしては、喜ばしい限りで、できればいつかはBEST 4すべてがプレミア勢で占められる日が来ないかなあと期待しておりますが、おそらくそれはUEFAが許さないでしょう。
かならずQuarter-finalで、プレミア対決を設けて、4強独占は阻止すると思います。
で、どこが優勝するかですが、サッカー批評家粕谷秀樹さんのデータによると、2000-2001 シーズンからずっーーーと決勝トーナメントでレアルマドリーを倒したチームを倒したチームが優勝しているということです。昨年の例でいうと決勝トーナメン ト1回戦でレアルマドリーを倒したのはローマで、そのローマを準々決勝で倒したのがマンチェスターU。で、ビッグイヤーを手にしたのがマンチェスターUと なります。これを今シーズンに当てはめると、決勝トーナメント1回戦でレアルマドリーを倒したのはリバプールで、準々決勝でこのリバプールを倒したのは チェルシーですから今回の優勝はチェルシーということになります。つまりバルセロナ対チェルシーは、チェルシーの勝利となり、決勝もチェルシーが勝利する のです(粕谷さんの予想では、決勝はチェルシー対アーセナル)。
ううう、さもありなん。でもクライフが史上最強と呼んだ今シーズンのバルセロナがプレミアでは実質N0.3 のチェルシーに負けてしまうとなんというか本当にプレミアリーグと他のリーグとの差が拡がってしまったようでさびしい感じもします。やはりここでは、金子 達仁さんにがんばってもらってバルセロナに勝利していただき、決勝はバルセロナ対アーセナルで、アーセナルには3年前のリベンジを果たしてほしいと思いま す。

2009年4月2日木曜日

iphone的な


 基本的にはMac userであるわたしがiPhone userであるのは至極当然のことではあります。職場には4台のMac(MacBook Pro、PowerBook G4,iMac2台)と1台のWindows PC(VAIO)、自宅には1台のMac(iMac)と2台のWindows PC(VAIOとPrius)があり、仕事関係ではほぼMacを使用することが多く、Windowsを使用するのは自宅でネットサーフィンする時ぐらいで す。MacでもWindowsが使えるようになったので今後Windows専用PCを購入することはないような気がします。で、携帯の話ですが、10年以 上前にはシャープのザウルスを使用したこともあるというようにわたしとしてはスケジュール管理ができ、かつ辞書なども搭載し、それに加えて音楽も聴けて、 ゲームもできて、というような携帯が早く出てこないかなあと思ってました。docomo userでしたが、imodeは話にならないような貧相なもので、毎月500円の使用料は払っていましたがimodeを利用することは滅多にありませんで した。で、iPhoneです。待ち望んでいたmachineが、それもお気に入りのAppleから発表されたというのは喜ばしいことでした。これは一刻も 早く購入しなければと思ってましたが、SBというおちゃらけた携帯会社からの販売ということで過剰に盛り上がったブームのようなものが起こり、そんなもの をみるとそっとその脇をすり抜けて冷めた目でそれを観察するというのが常であったわたしが、「SBのくそったれが!」と毒づきながらしばらくiPhone 購入を見合わせていたというのはまあ正当な反応ではあります。それでもiPhoneを早く手に入れたいという欲求には打ち勝てず、昨年10月にようやく購 入となりました。携帯が繋がりにくいとか(携帯電話で話すことはあまりない)、絵文字が使えないとか(メールで絵文字を使うことはない)、ワンセグがない とか(そもそもTVを見ない)、そんなことはどうでもよいことで、驚いたのはそのアプリケーションの豊富さでした。世界中のDeveloperが様々なア プリケーションを開発し、Appleの審査を受けた後にApple Storeで公開し、販売されるという(確か70%がDeveloperへの収入となるということ)システムを元にして構築されたこのiPhoneという deviceの底知れる可能性を目のあたりにしました。誰もが自由にアクセスでき、そして開発でき、それを公開でき、場合によっては利益を得ることができ るという構図が、今後のビジネスモデルでの流行となるのでしょうか(おそらくそうなるのでしょう)?ニコニコ動画でもvocaloidの音源を使用して 様々なオリジナルの楽曲が発表され、するとその楽曲を歌ってみた、踊ってみた、背景動画を変えてみたという作品が化学反応のように次々と発表され、作品に よっては100万回以上再生されるものも現れ、そういうものはカラオケにも採用され実益が得られるという流れが出来ているようです。音楽はDTMが主流と なりネットで配信される(音楽会社を経由せずに)のでしょうか?将来的には、映画も二次元俳優たちが主演するDTMovieが主流となり極めて個人的な映 画作品がネットに漂流していくのでしょうか?小説は、もうこれはネットのなかに溢れかえってます。様々な作品が、誰かに読まれようと読まれまいとそんなこ とにはお構いないようにネットの大海に漂ってます。わたしの作品もそのなかのひとつであります。これからはそういった有象無象玉石混淆の作品群のなかから いかに玉を拾いだして呈示していくかというのが重要な仕事になる気もします。音楽プロデューサーや編集者という仕事の容量は明らかに減っていくとは思いま すが、それらの人たちの存在というものの重要さは変わらないと思います。小説にしても音楽にしてもひとりよがりに完成されたものよりも他者との衝突によっ て練られたものの方が一般的にはよいように思われます。しかし、ひとりよがりの突出した珠玉の作品というのがあるのも事実で、そういう作品の出現を待って いるという一読者としてのわたしがいるのも事実です。願わくば、小説でも音楽でのリミックスやマッシュアップというように、コピペ等の手段を通じて、作品 間の融合、改変によって新たな作品が創造されれば面白いと思います(もしかしたら既にあるのかもしれません。ちなみに「あしたをはる」はその試作品のつも りではあります)。また、vocaloid楽曲のように、ひとつの作品の基本構造を元に、様々なバージョン小説ができたりすれば面白いのかもしれません。 たとえば、「あしたをはる」では、第三部の自爆祭が一番の要で、この自爆祭の様式だけを基本にして新たな自爆祭の光景を描いてくれたり、ハイパーリンクで まったく違った自爆祭を創造したりすると面白いのになあと思ったりします。でもこんなことは既にどなたかが試みているような気もします。ともかく、いろい ろと実験でき、そこに無限の可能性のようなものが隠れているような気にさせるのが現段階でのネットというものでしょう。おそらくこれからの10年でold mediaはどんどんと息絶えていくものと思われます。mediaの改変という歴史的展開に立ち会えて幸せな気もしますが、実はどうでもいいのかもしれま せん。あまり翻弄されないように自分のたち位置だけはしっかりとしていたいものだと思います。
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