2014年8月8日金曜日

マスコミと科学界の不幸な関係

この画像に関するコメントはなし

火曜日午前のオペがやや早く終わったので、締め切り間近の依頼原稿の執筆にとりかかろうとオペ室からいそいそと出ようとしていたわたしの前に同期の麻酔科部長が現れ、わたしの目の前にiPhoneの画面を差し出した。
そこには、「笹井」という文字と「自殺」という文字が見えた。
一瞬にしてわたしは事態を理解したが、それでも驚愕するわけでもなく、なぜか淡々としていた。
なぜか?
笹井くんと自殺というのは、最もかけ離れたまったく想像もできない文字の組み合わせに違いなかったからだと思う。
わたしにとって笹井くんは同期のなかでも最も自殺とは縁のない人だと思えた。というかそんなこと一瞬として脳裏によぎることはなかった。
ある意味、今回の件で汚点をつくってしまったが、この失地からいかに甦ってくるか、その凛々しい笹井くんの姿を想像するだけだった。
正直いって未だに笹井くんの自殺を素直に受け入れることはできないのであるが、それでも本当にそうならそれは笹井くんをして自殺させる状況というのはいかに苛烈なものであるかと想像し、同じ状況に陥ったら自分ならどうなっていたのだろうと考えるとやりきれない思いに浸るのであった。

すべての不幸のはじまりは、あの最初のSTAP細胞の会見にある。

あの過剰に演出された会見で、理研は、笹井くんは、小保方さんはマスメディアと大衆の渦の中に深く深く足を踏み入れてしまった。
そこは賞賛がある一方、嫉妬や毀誉褒貶にまみれたどす黒い世界ともいえる。
ちょっとした出来事で、評価が一変してしまうこともしばしば。
そして、その手のひら返し、しっぺ返しに見事に彼らははまっていく。

医師としてまた昔は研究していたものとして、論文の部分的コピーなんか普通でしょっ、方法論の記述ミスもよくあることやん、論文自体の結論が間違っていて再現実験ができないなんて普通やん、今まで同じ追試実験やって同じ結果が得られないって数えきれんくらいあったわ、普段、病院で抄読会やっててもまず論文読んで話すことはこの論文メイクやろとかかなり盛ってんなとか、そもそも発想が間違ってるわとかそんなんばっかりでまず否定から論文読みは始まるというのが王道やろ、臨床医学の論文なんてその成績のよさを信じてやった手術法がとんでも手術法で現実的にその手術法でかなりの合併症を被った患者もいるで、で、それは世間に明るみに出ることなく闇に葬られていく、そんなん沢山とは言わんけどけっこうあるな、とか、とか。
で、この記述は同業者にはある程度の同意を得てもらえると思うのだが、それ以外の人たちが読むともう怒り心頭、許せん、謝罪せよ、告発じゃ!となるのは最もだと思う。

正直にいうと、今の今でも笹井くんのどこが悪かったのかまったくわからない。かれが捏造したなどとはまったく思えない。不適切な関係?まさに笑止千万、あり得ない。かれは自分に与えられたタスクを忠実に実行し、それはネイチャーアクセプトという形で花咲いた。
しかし、あの過剰演出が、後々・・・・。
ヒーローとヒロインになるはずだった2人は見事に大衆とマスメディアによって地に引きずり落とされた。そしてある意味の公開処刑にあわされた。

公開処刑。
ちょっと言い過ぎかもしれないが、当人たちにとってはそれ以上の過酷なものに違いない。

しばしば新聞やTVに「新たな治療法が開発される!」「難病ももうすぐ治る!」などの文言が踊ることがあるが、わたしなどはそれらを読む見る度に、どうせまた1年後には消えている糞実験だろ、とか、どうせまたいろいろな作用機序がわかって迷宮に陥っていく類の成果やんけ、とか言って、罵詈雑言を並べて終わるのが常なのだが、世間はそうでもないのだ。小さな他愛もない成果に一喜一憂する人たち、それもかなり多くの人たちがいるというのも現実なのだ。

今回、特筆すべきは、ネットの威力でもあった。データの捏造を暴いていったのはすべてネット経由であった。なにをしてあのような暴露作業がなされるのか?その動機には興味津々ではある。暴露をしていった人たちの心の闇のようなものにも触れてみたい気もする。まあどうせ無理なことなのだが・・・。

笹井くんはマスメディアに殺されたという人もいる。そうかもしれない。
しかし、わたしはマスメディアというのはそういう類のものだと思っている。そしてそうでなければいけないのかもしれないと思っている。
変えるなら科学界のマスメディアへの対応だと思う。マスメディアを利用してその業績を喧伝することも大切かもしれないが、もっとやり方を変えないと同じような犠牲者(科学者)が出るのは確実だ。

佐村河内氏の嘘が暴かれた際に、わたしも含めて多くの医師も科学者もざまあ!といってその公開処刑を楽しんだのだ。しかし、音楽関係者の一部では佐村河内氏のやり方のすべてが間違っているわけではなく、プロデューサーとしての才能はあると擁護する人もいたのは確かだ。住む世界が違えば事象の見え方も変わってくる。当たり前のことだ。

ああっ、とにかくわたしもあなたもそして多くの人が、ネットを通じて、マスメディアを通じて公開処刑が行われるのを楽しみにしている。 これは現代の病理でもなんでもない。おそらく昔からある人間の根源的な欲求だと思う。ただし、身内が公開処刑の対象になった時は悲惨であるに違いない。その時だけ自分は被害者だとうそぶくことは可能だが、それよりも他の局面では自分も公開処刑の観覧者だということをもっというなら間接的な加害者であるかもしれないということを認識しておくべきかもしれない。

書いていて何が言いたいのかよくわからなくなってしまった。
とにもかくにも笹井くんの死に、合掌。
あまりにも大きな才能を世界は失ってしまった・・・。

2014年7月21日月曜日

BABYMETAL FAN CLUB

FACEBOOKに2014年4月2日創設されたベビメタのファンクラブ。管理者は以下のとおり。
BABYMETAL FAN CLUB Team: Mr. Metalised, Jeffmetal, Arthurmetal, Arimetal, Hadirutometal, Danielmetal, Bahzookametal, Jennometal, Leemetal, Lucametal.

まあ何度も書きますが、これまでアイドルというものに熱を上げたことがない者としては、当たり前のことですがアイドルのファンクラブなどに属したこともないので、それがどんなものかまったくわからないので、今からここに書くことはまったくの的外れなことかもしれません。あしからず。
ベビメタには公式のファンクラブがあり、それはAPOCALYPSEと呼ばれ、webでアクセスして会員はmetalネームなるものを授けられます。metalネームというのは、自分で名付けることができるもので、例えば自分の名前が太郎ならばTaro-Metalと名付けれます。ただしネームは早者勝ちなので、必ずしも自分の名前を付けることができるとは限らず、また自分の名前にする必要もありません。ちなみにわたしはMetallic-Metalとしました。metalの二重奏です。で、このアポカリは入会費が必要で、入会するといろいろと特典があるのですがその特典はしょぼいです。会員限定のライブチケットを購入できるのはいいのですが、会員が多いので必ず当たるとは限りません。webではweb限定のヴィデオとかお知らせがありますがまあこれもしょぼいです。アイドルのファンクラブというものが所詮こういうものならばそれはそれで仕方ないことだと思います。AKB48とかは、握手券なるものを付けてそれでCD売って、またそのCDを何枚も購入する馬鹿が一杯いて、馬鹿が馬鹿を量産するメシウマ状態のようなもので、いかにして馬鹿をだますことだけにしか興味のない秋豚とか電通のいい餌食になっているのですが、馬鹿だから馬鹿にはそれがわからないだけのことなのです(しかし、そのなかには敢えてそれを承知のうえで馬鹿のなかに身を投じる確信犯的馬鹿もいますが)。
ということで、ベビメタの公式ファンクラブ「Apocalypse」に入ってはいますがまあその存在自体はどうでもいいような気がしてます。お布施のつもりで投資しているようなものです。
しかし、世界にはいろいろなファンクラブがあるようで、ベビメタは海外での人気が高いこともあり、上に紹介したようなベビメタファン有志が起ち上げたファンクラブなるものも存在します。わたしはこちらの会員にもなっています。言語は英語。入会費用はもちろん無料。ベビメタに関する様々な情報が得られるのでとても重宝しています。こちらのファンクラブの方が公式のものよりずっとずっと百万倍も有益です。

で、このファンクラブ会員が先日のUK Forumでのライブの模様を撮影した動画をYouTubeにうpしているのですが、それがアミューズ(ベビメタの所属音楽事務所)からのクレームで次々に削除されていっているのですが、かれら はそれに異議を唱えて、動画を再うpするという行動をとっています。それが下の投稿に記されています。
なんと素晴らしい行動力ではないでしょうか!
日本のファンクラブなら所属事務所の言うことに従順に従うのが当たり前のような光景が浮かぶのですがどうなのでしょうか?堂々と納得のいかないことには反旗 を翻すということがあるのでしょうか?実情はわからないので一方的に決め付けるのは止めておきます。もしかしたら日本のアイドルファンクラブにもそのよう な運営姿勢をもっているものはあるのかもしれません。

話は変わって、今日はそのアポカリプス限定ライブが東京でありました。YUIMETALとMOAMETALの聖誕祭を兼ねています。午後4時から APOCRYPHA-Y、午後6時30分からAPOCRYPHA-Mというように二部で開催されました。両方共参加することはできません。どちらかという ことで熱烈なベビメタメイトには辛いところでしょうが仕方ありません。わたしはもちろんどちらも参戦していません。どちらも盛況で、それぞれで欧州ツアー と同様にユイバンギャーとモアバンギャーが演られたということです。
さて、来週はいよいよ米国、そしてカナダのメタルフェスです。体力負けしないようにがんばってほしいものです。

2014年7月9日水曜日

BABYMETAL 欧州ツアー

7月5日、イングランドで開催されたSonisphere Festival UKで
6万人を越える大観衆の前でライブを行ったBABYMETAL
(photo by Dana Distortion Yavin)

7月1日から始まったBABYMETALの欧州ツアーが無事終わりました。フランスはパリから始まり、ドイツ・ケルン、そしてUKではSonisphere Festival UKというメタルフェスでの野外ライブを経て、ロンドンでの公演。そのどれもが素晴らしいできで、大絶賛を浴びたということです。
10年前ならまだインターネットも普及し始めたばかりでツイッターなどはなく、SNSもまだ普及していないためこのBABYMETALの欧州ツアーの様子などオンタイムに知ることなどできなかったはずですが、いまはまったくそんなことないのですねえ。
いやーー、ほんとに今回はツイッターとSNS、それに2ch、そしてなによりYouTubeの偉大さを身にしみて知りました。
欧州ではライブ会場での撮影取り締まりはそれほど厳しくないようで、BABYMETALの公演がおわるやいなや次々とネット上にそのライブ動画がうpされていきました。そして、その有り様は、ツイッターやSNS、2chで続々と情報があげられ知ることになっていくのです。これはまさに別の意味で生々しいライブそのものでした。BABYMETALのライブとともにそれに纏わる様々な出来事(写真、記事、ブログ等で)がライブ動画とともにネットにうpされていく。
まさにBABYMETAL欧州ツアーという事件を時差なく体験できたのでした!
ライブ動画はロンドンのものが一番凄まじく、次々に高画質のものがうpされてきました。なかには4K品質のものもあり、もっと凄いのは公演当日と翌日に各地で催されたライブヴューイングのプロ映像が流失してネット上で見れてしまったという事件もありました。この流失動画はさすがに次々に削除されていっていますが、一旦ネット上にあがるともうその追いかけっこには際限がありません。削除されてもまたどこかで誰かがうpして、またそれが通報された削除されて、でもまた誰かがどこかでうpするという追いかけっこ。
わたしはライブヴューイングには参戦していません。でもこのネットでのライブによって本当にお腹いっぱいという感じになりましたwww
一番盛り上がったのはやはりロンドンのThe Forumでのライブでしょう。開場前の劇場に並んでいる段階から異様な盛り上がりです。下に貼ったのがこの列を映したものです。

 

まさにゲゲゲっですwwww
待っている人たちの国籍はいろいろみたいで日本人もわずかにいますがUKの方々も多く、それに加えてポーランドやデンマーク、スウェーデン、果ては東欧のスロバキアなどからもわざわざ遠路はるばる参戦している強者もいるようです(様々な記事から知り得た情報です)。
パリ公演はYUIMETAL聖誕祭、ケルン公演はMOAMETAL聖誕祭と銘打たれ、それぞれがヘドバンギャーのその後半部分でSU-METALに代わってメインボーカルを司りました。これが意外によくて今後はYUIMETAL、MOAMETALそれぞれの単独ボーカルもありかなと思わせるものでした。
今回の欧州ツアー関連動画を本当に沢山観ましたが、その中でわたしがベスト3と感じた動画を下に貼りました。
 

これはやや長いですが、パリ公演の模様がリアルに伝わってきます。カメラ酔いする人は観ないほうがいいかもしれませんwww
次は、Sonisphereのライブ。聴衆が徐々にベビメタのライブにひきこまれていく様子がよくわかります。

Babymetal IDZ Sonisphere 05/07/2014 

最後は、画質がよくて神バンドのソロがよく聴こえて、SU-METALのより上達したボーカルが聴ける「紅月」を貼りました。いやあーーすーさんはどんどん上手くなっていますねえ。

 Babymetal - " Akatsuki " - 01/07/2014 - La Cigale - Paris - 1/3 

最後に今回の欧州ツアーで起こった特記すべき事件を下にあげました。

1)SonisphereのオープニングBABYMETAL DEATHでMOAMETALが固まってしまい、初めの腕の振りが行われなかった。緊張していた?

2)ロンドン公演でギミチョコを踊っている際にMOAMETALが床のテープで左脚を滑らしてしまい開脚したまま尻もちをついた。その後すぐにMOAMETALは立ち直り、原因となった床のテープを蹴りだした。

3)パリ、ケルン、ソニスフェアではオープニングの紙芝居で「rising sun」が「rinsing sun」というみっともないスペルミスを犯していたが、ロンドン公演ではきちんと修正されていた。

4) ロンドン公演についにXのYoshikiが来る!そして、いっしょに写真撮影(下)。

この写真をみてもわかるように今回の欧州ツアーでベビメタは数多くのメタル界の重鎮たちといっしょに写真に収まっています。これはひとえに武道館公演の際にあの神写真を撮ったことをきっかけにベビメタツアー専属カメラマンとなったDanaの功績によるものです。彼女のライブフォトグラファーとしての経歴によるミュージシャンとの人脈によりこうやって気軽に多くの皆がベビメタの写真に映ってくれているのでしょう。そういう意味で、KOBAMETALのDanaを取り込むという戦略には感心するばかりです。

さて、7月後半はLA公演、ガガ公演の前座、そしてカナダのメタルフェス参戦とまだまだベビメタのメタルレジスタンスは続きます。今回の件で、海外公演でも日本にいながら十分に楽しめることがわかりました。逆に日本での公演は、撮影等は本当に厳禁状態で、なかなかライブ動画がネットにあがることはありません。これでは海外のベビメタファンにはとてもフラストレーションが溜まるのではないでしょうか。もうちょっと撮影とか緩くして、ライブに来れなくてもより多くの人が楽しめるような配慮があってもいいのになあと思います。日本はあらゆることに几帳面過ぎます。清水に魚棲まずというように、なんか住みにくい社会になりつつあるような・・・もっといい加減でええやん!と声に出すこと無く口の中でもぐもぐとだけしておきますwww

 

2014年6月26日木曜日

ワールドカップと欧州リーグあれこれ

ブラジルワールドカップ・グループCの最終戦日本対コロンビアで日本は惨敗してグループリーグ敗退決定。
試合終了後、ピッチに倒れた長友をインテルの同僚グアリンが慰める光景。

今回のワールドカップで日本は惨敗に終わりました。まさに8年前のドイツワールドカップの予選リーグと同じ光景が繰り広げられました。
8年前、つまりジーコジャパンの時、わたしは日本代表に何も期待していませんでした。ジーコには戦術なるものがなにも存在せず、チーム自体もバラバラでこんな代表がワールドカップで勝てるわけないと確信してました。ですから事前予想では3敗で予選敗退としておりほぼ当たりました(実際は1分2敗で予選敗退)。ジーコジャパンにはなにも期待できなかったのです。
しかし・・・。
ザックジャパンにはちょっと期待していました。選手個々のスキルは確実に上がっており欧州で活躍する選手が殆どで、おそらく史上最強の日本代表だと思っていました。唯一危惧する点があるとすると、そしてこれがやはりもっとも致命的な弱点となってしまったのですが、ディフェンスの脆さでした。ザックジャパンは攻撃型チームとしてボールポゼッションを重視していました。同時にディフェンスに関してはあまり関心なしという感じ。で、アジア予選あるいは親善試合では結構そのチームの姿はうまく機能していたように思えました。
しかし・・・・。
やはり本番の真剣勝負では日本のポゼッションサッカーはまったく機能しませんでした。そして危ういディフェンスはクソメタに切り裂かれて無様な失点を繰り返しました。
だから言ってるのに・・・・。
後出しジャンケンではないことはわたしの昔のエントリーを読んでいただければ納得してもらえるのではないでしょうか?
何度でも言います!
日本代表に必要なのは結果であって、流麗な戦い方などでは決してない!
ポゼッションサッカーなんて糞!極めるべきは美しきカウンターサッカーです!
ということで、今回のザックジャパンの惨敗はよい教訓になったと思います。
攻撃型ではダメなのです!
まずは守備をきちんと構築してそして攻撃はカウンターサッカーを極めよ!です。
これまで日本がワールドカップで予選突破できたのは02年と10年で、監督はトルシェと岡ちゃん。戦術は極めて守備的なものでした。しかし、それでもきとんと予選突破できたのです。98年と06年には何もなかった。
そして、今回。
日本の攻撃型戦術がどこまで世界に通用するか。
わたしはほとんど期待していませんでしたが、それでもやはり日本代表に期待するものはあり、もしかして結構通用するかも、いや通用してほしいという願望はありました。
しかし、現実はなんと無慈悲で、わたしの予想通りまったく通用しなかったわけです。
自分の予想が当たったことがうれしいなどという感情はまったくなく、それより当たってしまったというなんというか諦観みたいなものが現在のわたしを占拠しております。
さて、問題は次期代表監督です。
現在の噂では元メキシコ監督アギーレ、あるいは現コロンビア監督ペケルマンなどがあがっていますが、どうなるのでしょう?
わたしの希望は、とにかく守備から入っていく監督です。守備をきちんと構築してから攻撃を考えていくという監督。で、誰やねんといわれるととりあえず現ロシア監督で元イングランド代表監督のカペッロ。あるいは、現イラン監督で元マンチェスター・ユナイテッド助監督の ケイロス(昔、名古屋グランパスでは散々でしたが・・・)。あるいは岡ちゃん再任!あるいは現グランパス監督西野!いや、必殺のドゥンガ!という手もあるし、最後はやっぱクーペルwwww?
とにかく守備重視の監督でお願いします。

で、話は今期(13/14)の欧州リーグのレヴュー。
プレミアではリヴァプールが優勝すべきであったのにできませんでした。今年こそ優勝の最大のチャンスだったのにできませんでした。来季はおそらく無理です。CLにも出なくてはいけないし、スアレス移籍するだろうし(現時点でバルサと契約交わしたという噂あり)。おそらくジェラードのチェルシー戦での凡ミスは語り継がれる凡ミスとなるでしょう。わたしの贔屓のアーセナルは前半はよかったものの後半は最悪で、しかも何がダメかというと上位チームにことごとく勝てなかったということです。下位チームに勝ってポイント稼ぐのも大切ですが、上位強豪チームに勝てないというのは観てて情けないだけです。来季こそはちゃんとしたCFとGKを獲得して、もうちょっとマシなチームにしてほしいです。
リーガはアトレティコの活躍もあり、とても面白かったです。そしてバルサのサイクルの終焉を実感しました。来季からバルサは新たなサイクルの構築に向かって始動しなければいけません。ブンデスはバイエルンの独走で面白くなかった。バイエルン強すぎですが、そのバイエルンもCLではレアルマドリーに見事に打ち負かされて素晴らしかったですwww
今期のCLではレアルマドリーの試合は面白かったです。見事な美しいカウンターが決まるその様はまさに芸術といってもよいものです。
で、今期のCLの決勝は歴代CL決勝のベストとなるものでした。面白かった!そしてレアルマドリーのデシマに素直におめでとうと言いたいです。

なんとか6月にエントリーできました。
えっと、ブラジルワールドカップの優勝はアルゼンチンと予想してます。
ブラジルはチリかコロンビアに負けるでしょうwww

2014年5月25日日曜日

What is BABYMETAL?

BABYMETALをわかりやすく解説したつもりの動画DEATH。
YouTubeでは、「What is BABYMETAL?」(SD版)と「What is BABYMETAL?(HD)」の2種。
ニコニコ動画では「BABYMETALをざっと紹介してみた」のSD版のみ。

 忙しい日々の合間を縫って、少しづつベビメタの動画を編集していき作成したものがこの「What is BABYMETAL?」というものです。
まあMMDとは違って既成の動画を切り貼りするだけですからそれほど労力はかかりません。要は、編集能力ということになりそうですが、いかがなものでしょうか?
そもそもどうしてこのような動画を制作しようと思ったのかが、今になっては不明で、現時点では「なんでこんなものを作ってしまったんだろう・・・」というのが正直な感想なのですが、まあ仕上がった作品を観るとそれなりに満足感は得られているので「よしとしよう」というのが帰着点です。
海外の方へのベビメタ普及動画というのが当初の目的で、それゆえ文章はすべて英語にしてあります。
最初はSD版のみを制作したのですが、コメントで高画質版もupしてほしいというものがありましたのでそれに応える形でHD版も制作しました。単に高画質になっているだけでなく、中身も若干変更しています。特に最後の「イジメ、ダメ、絶対」の音は、元々のCD音源とLoud Parkのライブ・ビデオの音源を重ねており、かなりいい感じの壮絶なものになっています。たまたま編集作業中にライブ音源をoffにすることを忘れて再生したところいい感じになっていましたので、SD版では音源はCD音源のみを使用しているのですが、HD版ではIDZのみCD音源とライブ音源を重ねております。で、重ねてもほとんどSU-METALの歌がずれないということに気づき、その再現性の高さにびっくりした次第です。
下に貼ったのがHD版です。右下の画面アイコンで大画面を選択すると自動的にHDに変わります(ちょっと時間がかかりますが)。小さいままでHDで観るなら歯車アイコンをクリックして、1080pもしくは720pを選択すればHDとなります。


これまで制作してきた動画はすべてSD版でした。そもそも発表のメインはニコ動だったのでニコ動の場合は現時点においてのアップロードできる動画の容量は100Mバイト以内と定められているのでHD版などはほぼ不可能なのです。YouTubeは昔はもっと厳格で時間も15分以内と定められていたのですが、現在は容量制限がなくなりまた時間制限もなくなりました。YouTubeの方がニコ動よりも進化しているのです。
実際、今回の「What is BABYMETAL?」もその容量はHD版は約900M、SD版は約100MということでHD版をニコ動にupすることはまったくの不可能です。ニコ動も早く容量制限をなくすべきですねえ・・というか早くHD対応にしないとダメなのではないでしょうか? で、下に貼ったのがSD版です。SD版ですのでこのまま小さい画面で観るのがベストです。わたしのオススメはいうまでもなくHD版ですwww
しかし、コメントにはかなり熱いコメントも書いていただいていますので、それにSD版しか観れないネット環境の方もいると思いますのでこのSD版も残していきたいと思います。初めにSD版をupしたこともあり再生数はSD>HDです。今後はHDが伸びていくのを期待したいところです。


で、その再生数をみるに、やはりYouTubeの方がニコ動をはるかに凌駕しており、それはそのままベビメタの人気の高さが海外>日本ということを反映しているのだと思います。
ニコ動の方のタイトルは「BABYMETALをざっと紹介してみた」(クリックすれば飛びます)としております。 ただ、このベビメタの楽曲制作にもかかわっている人たちにはボカロ作者たちもいるわけですので決してニコ厨とベビメタの相性が悪いというわけではなく、単に未だに周知されていないだけのことだと思っています。
そういえば、ベビメタの欧州ツアーにさらに北米カナダも加わったということです。
下にそのポスターを貼りました。純粋なメタルのフェステバルです。凄いDEATH!
でもその公演日が8月10日ということで、サマソニに近いのが気にかかります。海外もいいけど日本のフェスにも出場してほしいものです。


今日の未明に欧州チャンピオンズリーグ決勝があり、眠い目をこすりながら観戦しました。
すばらしい試合でした。次は今期の欧州フットボールについての総評を書くつもりです。
でもサッカーのことを書いてもあまり閲覧がないのが残念なところですが、自分の書きたいことを書くというのがこのブログの第一目的ですので、そんなこと気にしないで書こうと思います。


2014年5月8日木曜日

BABYMETAL World Tour 2014

ベビメタ初の世界公演は、7月1日のフランス・パリから始まり、ドイツ、イギリス、日本と巡回していく。
さらに・・・・追加公演がある可能性大。

久しぶりのベビメタネタ。
最近は特になんといって話題のないベビメタで、ちょっと感心をひいたのは、さくら学院の新しい生徒会長に菊地最愛(MOAMETAL)が選ばれたとのことで、ベビメタ界隈は賑わっていたようですが、わたしとしてはMOAMETALにしてもYUIMETALにしてもいい加減にさくら学院などというアイドル活動からは撤退してベビメタ専属になってほしいと思っているので、どう考えても生徒会長などという話題はどうでもいいことにしか思えません。ちなみにSU-METALはさくら学院2代目生徒会長で、MOAMETALは4代目ということになるそうです。ついでにYUIMETALはプロデュース委員長ということです。なんのことやら。
で、今回の生徒会長決定をめぐってMOAファンとYUIファンが言い争っているような状況もあり、これがドルオタの一面でもあるのかと興味津々ではあるのですが、わたしはどちらでもいいような感じで、少なくともはっきり言えるのは、菊地最愛単体、水野由結単体、中元すず香単体にはまったく興味がなく、彼女たちがベビメタを離れて単体デヴューしてもまったく興味を抱くことはないだろうなとは言えます。こういう立ち位置というのはやはりわたしはドルオタではないということだと思います。これは別にドルオタを軽蔑しているということではなく、最近のツイッターでSF批評家の大森望やSF作家の瀬名秀明がかなりのドルオタ(モーニング娘。などが所属しているハロプロという系列が好きらしい。ハロプロの詳細は知らないのですいません)ということを知り、また、ゴーマニズム宣言の小林某さんとか若手批評家の濱野某氏とか小説家の中山幸太さんも極度のAKBオタということだそうで、ドルオタもなかなか年季が入って凄いなと思うのですが、わたしはその領域に達することはないだろうな(おそらく向かうベクトルの方向が違う)とは思っています。
で、そのベビメタがワールドツアーを発表しました。
元々、武道館ライブの最後で欧州ツアーを発表していたのですが、その詳細第一報が決まったということです。一番の驚きは、少し前に発表されていたUKのSonisphere Festivalのライブ公演が当初のテント公演からメインステージへと変更されたということです。会場の違いは下の写真をみれば一目瞭然です。ちなみに同日のメインステージのトリはあのアイアン・メイデンです。スゲーーーーー!で、どうしてステージ変更となったのかは不明ですが、憶測によるとベビメタ出演の反響が大きかったためと言われています。ほんまかいな?

 Bohemia Tent外観
 Bohemia Tent内観
 Apollo Stage
Apollo Stage

これはちょっとというかかなり凄すぎるというか、ベビメタ大丈夫かと心配してしまいます。こんな巨大なステージでライブって・・・でもおそらくベビメタの3女子はけっこう怯むことなく、あっけらかんとライブをしてしまうのでしょうwwwでも、神バンドは大丈夫だろうか?余計な心配をしてしまいますwwwでも、とにかくめでたいことです!こんなフェスでそれもメインステージでライブできるなんとすばらしいの一言です!
全力を尽くして、ベビメタの真髄を欧州のメタラーたちにみせつけてきてほしいものです。
その他(フランス、ドイツ、UKのもう一つ)のライブ会場はそれほど大きくはなく、収容人数も1000〜1500くらいとのことで、おそらくこちらの会場の方が集まるのもベビメタ目的の聴衆だけですし、本来的なライブ演奏ができて会場も盛り上がるものと思われます(ちなみにUKの会場は即日SOLD OUTとなったため急遽会場がもっと大きいものへと変更されたようです)。最後は幕張メッセですが、わたしは昨年のSU-METAL聖誕祭でいったので今回参戦することはないと思われます。会場はイマイチです。武道館の方がよかったです。次にベビメタのライブに参戦するのはおそらくサマソニ、会場だと東京ドームあるいはさいたまスーパーアリーナ、横浜競技場でのライブだと思います。
あーーでもサマソニにはぜひ今年も出て欲しいです。
サマソニ東京会場では、あのKRAFTWERKも出演します!
高校時代から熱狂していたあのクラフトワークのライブに行きたい!
昨年の日本公演には行けなかったのです・・・・というか日本公演あるの知らなかったorz
ということでクラフトワークの動画を貼ります。


わたしは元祖テクノと解釈しているのですが、もしかしたら違うかもしれませんwww
しかし、この歳でまだバリバリに活動しているのが凄いですねえ。
で、最後はベビメタのワールドツアーのPVです。
武道館公演の映像もふんだんに使用されており、素晴らしい出来栄えです。
で、感動したらぜひ欧州公演に参戦してください。わたしは仕事のため無理です。
残念無念。

BABYMETAL - WORLD TOUR 2014 - Trailer

2014年4月14日月曜日

週刊文春の妄想

週刊文春』は、株式会社文藝春秋の発行する週刊誌である。
現編集長は、新谷学。

本日午後8時過ぎに自宅に週刊文春から電話がかかってきた。来週号で理研の笹井氏の特集をするので話をきかせてほしいとのことだった。わたしは慎重にどうやってわたしの自宅の電話番号を知り得たのか尋ねた。どうも大学の卒業生名簿をみて、当たり構わず電話しているようだ。
そもそも週刊文春の先週号の記事はデタラメだらけで最悪だった。
笹井氏と高橋夫妻が学生時代から三角関係だの、笹井氏が高橋夫人に学生時代に告白して
ふられただの、こちらが初めて聞くようなとんでも情報満載だった。
ここではっきり書くが、笹井氏が高橋さんに告白したことなどない!これは高橋さん本人からの証言もある(FBで話題になり、その際に高橋さんがきちんと真実を語ってました)。 しかも、高橋さんは、笹井氏のことを「研究者としては尊敬できるが、男性としては、はっきり言って、キモい」などとは一言も言ってない。この記事を読んで高橋さんは怒り心頭であった。文春から取材依頼があったそうだが、丁重に断ったそうで、その仕打ちがこんな記事とはとほとほと呆れ果てていた。
だいたいにおいて、高橋さんが理研のユニットリーダーになれたのも笹井氏のおかげなのだ。高橋夫妻と笹井氏は同期であることに加えて、研究協力ということにおいてもまったくの良好な関係であり、三角関係などという下衆なものはなく、ゆえに笹井氏がなにか嫉妬心のようなものを抱くことなどありえないのだ。しかも、文春によると笹井氏はiPS細胞の山中氏にも先にノーベル賞を受賞されたことで嫉妬しているらしい。
凄いぞ、文春の妄想!
文春はしょうもないことに嫉妬だらけだ!
文春の下衆さ加減がよくわかる(笑)。
死んでいいよ、文春・・・。
死んでいいよ、マスゴミwww

昔、拙著「メタリック」が出版され、三島由紀夫賞の候補作となった時に、日刊ゲンダイから電話取材を受けた。わずか10分くらいの電話取材。それは新聞の片隅に掲載された記事になったが、なぜかわたしにはかわいい奥さんと子供がいることになっていた。
なに、それ?
わたしに子供はいないんですが・・・。
そもそも子供や奥さんのこと話しましたっけ?
妄想で勝手なこと書いてんじゃねえよ、この糞が!
とその当時は思い、新聞は信じられないと肝に銘じました。
その後も何度か本業の医療関係で新聞取材を受けましたが、わたしの記者に対する対応は最悪だったと思います。でも、きちんとした記者もいるのは確かです。すべてを十把一絡げにすることは戒めなければなりません。

で、今日の電話取材。とりあえず、先週号の記事のデタラメさ加減を糾弾しておきました。そして、笹井氏の優秀さもとくと語りきかせました。
あーー、でもおそらく揚げ足取りで、どこかに笹井氏のマイナスイメージを喚起するような言説を拾い上げるのかもしれないですねえ。何も話さないのが一番かと思いましたが、皆が何も話さないとこれまた同期の仲間の結束の固さそれはつまり文春にとっては不気味なエリート集団のようにみえてそれはそれで攻撃しやすい対象となるような気がしたのである程度のことは話しました。
すぐにFBの同期グループでこの話題を呈示すると案の定、皆のところに電話がかかってきているようでした。ある者は、ノーコメントで電話を切ったということですし、ある者は取材内容をきくと詳細は話せないとの返答で取材に協力できない旨を述べて電話を切ったそうです。また、ある者は、どうして電話番号を知り得たかを執拗に聞きただし、責任者を呼べと怒鳴りつけるとデスクなる人物が出てきて、「あんたは器が小さい」「あんたのような人間を相手にしている暇はない」というような暴言を吐かれたとのことです。
文春凄いよ、凄いよ、文春wwwww
それにしてもこんな手軽な電話取材で、適当な情報を得て、それを脚色して、笹井氏の学生時代の同期の話として引用して、誰も話していない妄想談話を掲載するのでしょうね。

小保方さんの妄想も凄いが、文春の妄想も凄いぞ!
いや、小保方さんの妄想は、科学的には画期的な妄想だが、文春の妄想は単に下衆なだけだぞ!
恥を知れ、文春!
まあマスゴミにそんなこと言っても無駄だとは知ってますが・・・。
自分たちの妄想記事垂れ流しは責任逃れしておいて、他人の妄想は厳しく責任追及するマスゴミに嫉妬してしまう。
いいなあ、マスゴミ・・・・・。
嫉妬ですよ、嫉妬wwww
マスゴミの仕事に就きたかったなあ・・・これは嘘!
百年経てばその意味わかる!