2014年3月9日日曜日

BABYMETAL;the days after Budokan

The photo was taken by Dana Yavin( http://on.fb.me/1cmcdbx )from NY. 
Please click the photo above! 
You can feel something about the live performed by BABYMETAL at Budokan on March 1-2.


BABYMETAL武道館公演から1週間が過ぎたことになります。
この公演そしてファースト・アルバムのリリースは世界的に注目を集めているようです。
上の写真は米国のプロのカメラマンが撮ったもので、素晴らしいものです。当日の会場の臨場感がそのまま写真に反映されています。まさに天井桟敷武道館そのものです。写真をクリックして、大画面にしてみて下さい!
この写真をみて、わたしの脳髄にはまさに当日の武道館公演がまざまざと甦ってきました。このDanaさんは、BABYMETALの武道館公演の前後に東京ドームで開催されたローリング・ストーンズの公演に付いてきたRollingstone誌の専属カメラマンのようですが、ついでに観たBABYMETALの武道館公演にイタク感激してしまったようで、次のようなメッセージを残しています。
 Shooting Japan's BABYMETAL was the most amazing experience! 
check them online they are just amazing!
かなりの衝撃だったようですねwww
プロのカメラマンの写真で勝手に引用していいのかわからないので上の写真の説明は英語で書いておきました。
ネットではドルオタたちがCDの売上がどうのこうのと騒いでいますが、CDの売上なんてどうでもいいような気がします。そもそもCDで音楽聴くって、ちょっと・・・ですよね。
CDを購入する層ってのは要するに付加価値(握手権とかそういうもの)を求めているのであって決して音楽を求めているわけではないようです。AKBとかジャニとかその他多くのアイドルたちがドルオタから出来る限りの金銭を搾り取らんとしてCDを売り捌いているというのが現実でしょう。で、BABYMETALはそんなことはない、といいたいところですが、さすがに握手とかの接触商売はしてませんが、CDはいろいろな種類の限定版があり、まあやはり商売してます。まあ売れてなんぼの世界ではあるので仕方ないのですがあまりアコギなことはしないでほしいです。というか真っ当な人はそんなアコギな商売に付き合うことはないので関係ないといえば関係ないのですが、でもハタからみているとそれでもなんだかなと思ってしまいます。
で、おそらく音楽の売上でもっともその人気状況を反映する指標としてiTunesの売上があげられます。これは楽曲をDLするだけですから。わたしはほとんどの音楽はこのiTunesで購入してます。最近はネットではクラウド化がどんどん進んでいるので、音楽に限らず映画や書籍なども個人で所有することの虚しさを感じるようになっています。クラウドとしてきちんといかなる作品も保存されているなら人類全体の所有物としてわたしたち個人はいつでもそこにアクセスすることによりその作品に触れることができるなら個々人がそれぞれ作品を所有することは意味が無いような気がします。
話がそれてしまいましたが、このiTuensのロック部門での世界ランキング(3/9付)を下に貼りました。


これもクリックして大画面でみてください。
米国、英国、カナダ、スウェーデン、日本でベスト10入りしています。米国ではなんと1位ではありませんか!なんか凄いですねえ。
原因としては、外国の雑誌に取り上げられていることと、なにより「ギミチョコ」のMVが滅茶苦茶評判がいいようで、再生回数ではこれまで一番多かった「メギツネ」を既に抜いたようです。また、英国のロック専門誌Kerrang!にももうすぐ取り上げられるということでますますBABYMETALの評判は世界を席巻しそうです。まあそうはいっても欧米の主流音楽のなかで人気を博すということはないとは思います。意外と欧米の主流音楽ってのは保守的のような気がします。BABYMETALのような音楽はあくまでサブカルのような位置づけである程度の人気を得ることになるような気もしますがそれでも十分のような気がします。なぜならこの国日本の現在の主流音楽はAKBでありジャニでありエグザイルでありK-POPなのですから所詮主流とはその程度のもの、つまり最大公約数的価値しか持ちあわせていないものですから推して知るべしです。
ということで、次回はBABYMETALとサブカルの融合、もっと言うなら東方メタルとの融合について書きたいと思います。