2014年12月30日火曜日

2014年ベスト・ワン

ナチにおけるユダヤ人大量虐殺の首謀者ハイドリヒ。
〈金髪の野獣〉と怖れられた彼を暗殺すべくプラハに送り込まれた二人の青年とハイドリヒの運命。
ハイド リヒとはいかなる怪物だったのか? ナチとはいったい何だったのか? 
登場人物すべてが実在の人物である本書を書きながらビネは、小説を書くということの 本質を自らに、そして読者に問いかける。
「この緊迫感溢れる小説を私は生涯忘れないだろう」──マリオ・バルガス・リョサ

恒例のベスト・ワンです。
今年は豊作か不作かあまりわからないような感じなのですが、よくよく考えると良作が多かったため単にわたしの感覚が鈍麻して全体として不作のように感じただけのことかもしれません。
小説ははっきりいって不作。しかし、上に貼りましたローラン・ビネの「HHhH(プラハ、1942年)」は傑作でした。史実をいかに自分のものとして書き上げるか、まさにどこまで自分に誠実にそして歴史に対峙してそれを描き出すかということを真摯に考えて書かれた小説でした。それは日本で大ベストセラーになった永遠のなんとかというまがい物の歴史小説?いや大衆に諂い喜ばすための単なるエンタメ小説とはまったくベクトルの違う本物の小説でした。
映画は超傑作「Gravity」で幕を開けましたが、以降は鳴かず飛ばずの佳作とまりの作品ばかりだったような。その中でも、「テレクラキャノンボール」「風立ちぬ」「インターステラー」「フューリー」などが特に印象に残っています。 
ドラマといってもこれまでベスト・ワンでドラマについて言及することはなかったのですが、今年は敢えてあげさせていただきます。そうです、「アオイホノオ」です。これは本当に素晴らしかったです。このようなドラマにまた出会えることを期待したいです。
アニメは「ピンポン」が突出していたような気がします。あらすじは大体知っていたし、映画版も観ていたのであまり期待はしていなかったのですが、絵柄および演出そのものがすばらしく(松本大洋の原作がすばらしいのはもちろんですが)、アニメの可能性をしみじみと実感しました。
漫画は文句なしに松永豊和の「パペラキュウ」。この松永さんのツイッターをフォローしているのですが、この方の呟きは毒満載で物凄く面白いです。
次点は古泉智浩の「夕焼け集団リンチ」。なんか今は亡き山田花子を思い出しました。
音楽は・・・これは語る必要もなく、ベビメタの一年でした。まさに圧巻ともいうべき一年でした。そしてここまで世界で受け入れられるとは予想もしていませんでした。
いやあーー凄いなあ、ベビメタ。
海外での凄さをステマとかいって信じない方もいるようですが、その人気のマジさを感じることのできる動画を下に貼りました。こんな光景がみられる邦楽バンドはこれまでになかったですよ。

Babymetal at Heavy Montreal 2014 - WALL OF DEATH

 ということで、今年のベスト・ワンは昨年に引き続き、
BABYMETAL

でした。 

2014年12月23日火曜日

BABYMETAL on NHK

BABYMETAL現象~世界が熱狂する理由~
 メタルとアイドルの融合というコンセプトで世界を熱狂させる3人組BABYMETAL。
番組では先月行われたロンドンライブの模様を中心に、世界的な人気の秘密に迫る。

先日(21日深夜24:25)、約40分にわたるベビメタの特集番組がNHKで放映されました。
冠徹弥という京都出身のメタラー(ヘビメタバンドのボーカルをやっていたらしい。わたしはこの方を全然知りませんでした。すいませんwww)のナレーションから始まった(映像はアイアンメイデンにジューダス・プリーストにオジー・オズボーンにメタリカに!!うわっ!)その番組は全編ベビメタ愛が貫かれていた出色の演出による素晴らしい番組でした。
最初から最後まで、アイドルからの視点ではなく、ヘビメタあるいはロックあるいはアーティストからの視点でベビメタが語られていました。
登場するのは、ケラングの編集部であり、 メタルハマーの編集長であり、大物マスタリング・エンジニアのテッド・ジェンセンであり、ドラゴンフォースのサム・トットマンであり、そして彼らが語る内容は、なぜにベビメタを最初に英国に紹介したのか?であり、ベビメタに纏わる本物・偽物(ギミック)論争であり、あるいはベビメタのヘビメタ界あるいは音楽界におけるインパクトの分析であり、まさにそれらは本物ゆえに本物のみが語ることのできる内容でした。
番組には2つの縦軸がありました。
ひとつは、まさにベビメタ世界ツアーのラストとなるロンドンBrixtonでの公演の様々な風景(公演を待つ人々の姿、公演会場の姿、公演そのものの姿、公演後の観客たちの反応等)であり、もうひとつはバスによるロックツアーとともにロックの聖地を巡り、その過程でのベビメタの3人の反応とインタヴューでした。この2つの縦軸に上にあげた人たちのインタヴューが横軸として絡まってきます。
どこにも過剰な演出などなく、もちろん関係のないタレントという馬鹿が出てくることもなく、糞みたいな汚物でしかないお笑い芸人の顔もなく、ましてや番組をしきる糞司会者もおらず、粛々とドキュメンタリーの方式で番組は進んでいったのでした。
これはNHKゆえにできる番組です。
あーー、これまで受信料払ってきた甲斐があったというものです。
NHK GJです!
ライブ公演で映された楽曲は、「BABYMETAL DEATH(前半分のみ)」「ギミチョコ」「いいね」「ヘドバンギャー」「IDZ」の5曲でした。 なかなかバランスのとれた選曲だと思います。最後には新曲「the one(仮)」の一部も放映されました。
これはぜったいこの番組の製作者たちはベビメタ大好きに違いないと確信させるに足る素晴らしい構成でした。
番組製作者たちがベビメタ大好きであることを例証するものとして、結構画面にルカメタルとニコメタルが登場してきたことがあげられます。
このブログでもいつかとりあげようと思っているスウェーデンのメタルバンドのアーティストであり、しかもベビメタの大ファンであり、ベビメタのインターナショナルファンサイトを運営しているというのが、このルカメタルとニコメタルの正体です。コアなベビメタファンなら誰でもこの二人を知っていると思うのですが、この二人をきっちりと映していたのはどう考えてもベビメタのコアなファンへのアピールとしか思えませんwwww
もう一度言います! まさにNHK、GJです!
敢えて付け加えるならもう20分足して、1時間番組にして、KOBAMETALのインタヴューと神バンドの紹介映像を付けて欲しかったです。
なにせこの番組放映中の大村さんとBOHのtwitterでの反応は尋常でなかったですからwww
ネットの動画サイトにこの番組があげられていますが、すぐに消されていっています。
ということで、ここにそれらのサイトを貼ることはしません(どうせすぐ消されると思うから)。しかし、この番組を見逃した方にはまだ観るチャンスがあります。29日あたりにNHK BSで放映されるという噂です。詳細は自分でみつけてください(すいません)。
来年はベビメタにとっては本当に飛翔の年になるでしょうね。
ますます楽しみです。


2014年11月24日月曜日

BABYMETAL VS AKB48

 AKB48(エーケービー フォーティエイト)は、日本の女性アイドルグループ。
秋元康のプロデュースにより、2005年12月8日に誕生した。

のっけからこう言っては身も蓋もないのですが、この勝負、実は成立し得ないのです。
なぜならAKBは、日本アイドル市場を舞台としており、一方、ベビメタは世界音楽市場を舞台としているので、そもそも戦う場が違うのです。ですから比較のしようがない。
しかし、そもそもベビメタの出自はさくら学院というアイドル養成所ですから日本アイドル市場という舞台を争いの場とするならこれはむ明らかに、AKBの大勝なのです。
経済市場から言っても属する単体アイドルの数は多ければ多いほどいいはずで、それだけ多くのドルオタを取り込むことができるのです。それが群れアイドルの利点に違いないのは確かです。48対3ではハナから勝負になりません。それにAKBにはいろいろな別グループもあるみたいですので、そうなるとまったく勝負にはならないのです。
そもそもわたしはAKBにはまったく関心がないので、AKBとベビメタを比較すること自体がどうでもいいことのように思えるのです。
そもそもAKBのことをよく知らない。だからそれでAKBのことをいろいろと言うのはまさにAKBにとって失礼極まりないことなのです。
まったく関心がないから仕方ないです。
秋元氏についてもかれがどのような歌詞を書いてきたかあまりというかほとんど知らない。「川の流れのように」が確かかれの作品だったような・・・。どうでもいい曲です。ですから秋元信者がかれを天才のようにもてはやしても「ふーーん」としか思わないし、実は心中では、「あんな糞秋豚に騙されて馬鹿じゃねえの」と思っているのかもしれない。秋豚は夕焼けニャンニャンの頃から知っているので、どんな輩かということは大体知っているつもりですが、実際に会ったことがあるわけではないし、おそらく実際に会えばかなりいい人で、ビジネスマン然として、商才には長けている人に違いないとは思います。
おそらく変な人ではないと思います。
おそらく山本直樹のような変人ではないと思います。
おそらく吾妻ひでおのような壊れた人ではないと思います。
おそらく瀬々敬久のようなおそろしく優しい人ではないと思います。
おそらく田崎晴明のような尖ったわけわかめの理論を唱えているパフュヲタではないと思います。
人間的にきちんとした凡庸な人なのでしょう。
ですから安倍さんとも意見が合うのでしょう。
政治にも向いている気がします。将来、政治家になってもおかしくはないような気もします。まさにバランスのとれたビジネスマンです。
で、そんな奴から発せられる言葉が、こっちの魂を響かせるなんてことあるのでしょうか?
いやいや、こんな紋切型のまさに団塊の世代が言いそうなことを言ってはいけません。
こんな秋豚でも、それに感動する人もいるのです。
それが世の中というもので、売れれば天下をとれるのです。
売れたもの勝ちです。

で、なぜにAKBのことにまったく興味もないわたしがこうしてAKBのことについて書いているのかというと、そもそもわたしが何のためにこのブログを書いているかということになるのです。
多くの人に読んでもらいたいから・・・できれば・・ですけどこんなおっさんブログを誰が好んで読むでしょうか。それは自分がよくわかっているのです。
ブログを書く理由のひとつに、これまで別唐晶司を通して知り合った様々な人たちにまだ別唐はこうして元気に生きてますよということをお知らせしたいというのがあります。もしかしたらこれが理由のほとんどかもしれません。
で、その知り合いのなかでも中山幸太さんは特別で、ブログを書く時はいつも中山さんのことを頭に思い浮かべながら書いています。
で、今回はAKBオタの中山さんに向けての返答なのです。
中山さんはかれの最新ブログでわたしについて言及しています。
(こちら→中山幸太小説)

わたしは中山さんをAKB地獄から救いたい一心です。
でもおそらく無理だろうなあ・・・・。
かれにとってはAKBは極楽以外のなにものでもないみたいですから。
今月はかれのブログではAKBネタが続くようです。わたしにとっては苦行以外のなにものでもないですが、それでもかれのブログには付き合っていきたいと思います。
AKBファンの方は中山さんのブログのファンになってあげてください。最近はAKBのことばかり書いてますので。
そんなAKBオタの中山さんはなぜか川崎長太郎のファンでもあり、川崎長太郎を主題にした脚本を書き上げました。わたしは拝読させていただきましたが、これは滅茶苦茶面白かったです!
昨今の邦画界をみるにつけ、ルパン三世やガッチャマンや宇宙戦艦ヤマトやらの糞映画を延々とつくるくらいなら中山さんの脚本を映画化する方がどれだけ世のためになることやら!
もし瀬々くんがこのブログを読んでいるならぜひ中山さんと連絡をとり、かれの脚本を読んでほしいです。そして、ぜひ映画化を検討して欲しいのです。
時代は川崎長太郎!
まさに川崎長太郎を再評価するべき時代が来ているのではないでしょうか!

えっと、いつのまにかベビメタとAKBの話がどこかにとんでいってしまいました。
ベビメタの発足当初はそのメタルレジスタンスの標的はA-KIBAつまりAKBであったのです。A-KIBAに蹂躙されたアイドル市場でのメタルの復権をめざしたのがベビメタだったのです。この目的はすでに達成された感があります。AKBはもう敵ではありません。ライバルですらありません。睥睨する対象ですらなく、哀れみをもって慈しんであげる対象に過ぎないのです。
BABYMETALの次なる目標・・・episodeⅢ。
いよいよ始まります!!!

追記:12月22日深夜よりNHK総合にてベビメタ特別番組放送予定DEATH!


2014年11月16日日曜日

永遠の泉リリセ

 泉リリセ(現在は麻山ウランという芸名)は日本の女優。
「安寿子の靴」(1984年放映)に出演時は7歳だった。

前々回のエントリーで書いた「安寿子の靴」について。
当時、NHKで放映された時はかなり印象に残りました。
舞台が京都であること。当時大好きだった唐十郎脚本だったこと。結構好きだった中島みゆきが曲提供していること。などからわたしが好きになるのは約束されたことであったかもしれません。ただ、脚本自体はちょっとご都合主義もあり(これは唐の作品には一貫していることで弱点ではない)、絶賛とまではいかなかったのですが、とにかく主演の泉リリセの存在感が圧倒的に、特にオープニングでのその姿にはなんとすごい女優が出てきたものだと感慨したものでした。
15年後にNHKアーカイブで再放映され、その際に成人となった泉リリセ(当時は麻山ウラン)が主演の少年役であった大鶴義丹(唐十郎の息子)といっしょに登場しているのですが、容姿は相変わらずかわいいのですが、子役と時と比べ、なんというか大胆さ、ふてぶてしさがなくなり思慮分別のある大人の女性へと成長しており、なんかちょっとがっかりしたものです。といってもそれがあるべき成長の仕方だと思います。
おそらく「安寿子の靴」での泉リリセの演技はあの当時の泉リリセにしか出来なかった期間限定のものだったのでしょう。それゆえにまさに貴重な瞬間だったのだと思います。
ですから芸名を麻山ウランと変えたのは懸命な判断だといえるかもしれません。
泉リリセは泉リリセ自身の手によってあの当時の時間軸に埋葬されてしまったのです。
と同時に、その瞬間から泉リリセは永遠の存在となったのでしょう。
期間限定というと、すぐに想起するのはやはりBABYMETALです。
あとどれくらい活動するのでしょうか?
まさに今の旬の期間に体験しておくべきアーティストです。

「安寿子の靴」のOPとENDを繋げて、ちょっとまとめた動画を制作しました。
下に貼りましたので、「永遠の泉リリセ」の片鱗でも感じていただければ幸いです。


  

2014年11月13日木曜日

BABYMETAL新曲キタ ━━━ヽ(´ω`)ノ ━━━!!

  BABYMETALの今年最後の海外公演となった英国ロンドンでのライブで久々の新曲が発表された。

 久々のBABYMETALネタですwww
11月8日(現地時間)ロンドンのO2 Academy BrixtonにてBABYMETALのワールドツアー追加公演が開催され、そのライブの最後に、待ちに待った新曲が発表されました!
「The One(仮題)」というやつです。
とにかく未見の方はぜひ下に貼った動画を視聴してください。

NEW SONG! Babymetal - The One LIVE in Brixton 1080p HD 50FPS!

やや長い紙芝居で始まって、演奏されるのは、まさにドラゴンフォースを彷彿とさせるメロスピ(メロディックスピードメタル)です。 で、後からわかったことですが、この曲、ドラゴンフォースを彷彿とさせるのは当たり前で、この楽曲の制作にドラゴンフォースのギタリストであるサム・トットマンとハーマン・リが関わっているとのことです。ギター演奏の部分のみに関わったのか、楽曲全体に関わったのかは不明ですが、とにかくドラゴンフォースが深く関与していることは明らかです。ドラゴンフォースは英国のメタルバンドで、リードギターのハーマンはアジア系ということもありニコ動的には人気があったと思いますwwwもちろん、わたしもドラフォの大ファンですので、いつかはベビメタの楽曲にドラフォのようなメロスピが採用されればいいのになあと思ってはいたのですが、こうもあっさりと現実化してしまうとただただ驚愕してしまうのみですwww 実は、3年前から東方MMDにてドラフォの「through the fire and flames」を再現しようと格闘してきているのですが、まだ途中までしか完成しておらず、どんどんと先延ばしになっています。さびのツインギターの速弾き共演をレミリアとフランドールの二人で再現するのですが、これがとても難しい・・・いつか完成する日を待ちたいと思います。

 

ということで、この新曲に関してはまあおおむね満足なのですが、敢えて苦言を呈すると、
まずは新曲紹介までの紙芝居があまりに長く、また内容がどうもシリアスで面白くありませんでした。IDZもメッセージ性がある意味強いのですが、かなりおちゃらけているので「マジ・・・じゃないよね」という感じで流せるのですが、今回の新曲の紙芝居メッセージはおちゃらけにもならない感じでした。メッセージの内容は、要約するとヴァーチャルな世界から脱してリアルにいけ!ということ、もっと具体的にいうと、Youtubeでベビメタのライブを観てばかりいないで、実際のベビメタのライブに参戦しようぜ!ということなのですが、まあ、そんなことはわかりきっているのでわざわざ言う必要なしと思ってしまうのではわたしだけでしょうか?www
また、新曲のメロディーは言うことなしですが、その歌詞はちょっと・・・という感じです。下に書きました。

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東の空を 真っ赤に染める
烽火の光が
孤独の闇の終わりを告げる
新たな道しるべ
くじけても 何度でも
心の炎燃やせ
It's the time It's the time
今この瞬間を
It's the time It's the time
_____
It's the time It's the time
明日の君に歌うよ
さあ時は来た
RESISTANCE (RESISTANCE)
RESISTANCE (RESISTANCE)
WOW... 心は一つ
絆信じるなら 進め道なき道を
FOREVER (FOREVER)
FOREVER (FOREVER)
WOW... 心の奥に
燃える熱いハート
それが僕らのRESISTANCE
WOW... 
命が続く限り
決して背を向けたりしない
今日は明日を創るんだ
_____
_____
RESISTANCE
RESISTANCE
SET UP A SHOUT
SHOUTING FOR EVER
君が信じるなら進め答えはここにある
FOREVER (FOREVER)
FOREVER (FOREVER)
WOW... 心の奥に
燃える熱いハート
僕らのRESISTANCE
///////////////////////////////////////////

どうでしょう・・・・はっきり言って、凡庸ですよねwww
どこかの糞アイドル集団がマジな顔でマジに歌っていそうですよねwww
なんか真面目・・・マジっすか?と言いたくなります。
「進撃の巨人」の主題歌になるかもしれないという噂もありますので、それなら上の歌詞は仕方ないのかもしれません。
比較として、次に「ウキウキミッドナイト」の歌詞を書きました。

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 電気を消して 元気をチャージ
こりゃ始まるよ ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
そろそろ本気と書いて「マジ!」
アゲポよーで ピカピカ☆ミラーボール

ゲソ!ゲソ!イカゲソが食べたい!
あたしはスルメ派なーの!
やだ!やだ!おじちゃんみたい!
キャワイイお菓子にしようYO!

少年少女よ!
お菓子と夢いっぱい詰めて
いま 集まれ!
アタシん家 パーリナイッ!!

あなたとわたし You and Me
今宵は楽しい Uki Uki Midnight
門限 Closing Time
ノノノン! No Way !
まだまだ続くよ
Kinkirariiiiinnnnn !!!!

電気を消して 元気をチャージ
こりゃ始まるよ ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
そろそろ本気と書いて「マジ!」
アゲポよーで ピカピカ☆ミラーボール

少年少女よ!
お菓子と夢いっぱい食べて
いま 飛び出せ!
アタシん家 パーティタイッ!!

眠くなってきた お腹もいっぱい
でもこれからが クライマックス
しょぼしょぼ おめめこすぅって「マジ?」
アゲポよーで キンキラリーン!

電気を消して 元気をチャージ
こりゃ始まるよ ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
そろそろ 本気と書いて「マジ!」
アゲポよーで ピカピカ☆ミラーボール
/////////////////////////////////////////////////////////

なんという傑出した歌詞ではありませんか!
AKBの秋豚などには絶対書くことができない言霊です!
これこそがベビメタの真髄とわたしはいいたいのですが、まあそれぞれいろいろなベビメタ像がありますので、自分のベビメタ像を押し売りする気はありません。
というかそもそもわたしは歌詞というのにはあまり興味がないので、新曲の歌詞はきちんと聴くと「やれやれ・・」感をどうしても抱かざるをえないのですが、普通に聴く分には気にはなりませんwwww
今回の新曲に関してはネット上でも賛否両論で、それは取りも直さず、ベビメタの人気がさらに拡がっていることの証でしょう。
皆がそれぞれの理想のベビメタ像をもっており、それらが衝突するのは致し方ないことです。いずれにしてもどれもこれもベビメタ愛には違いないのですから。
わたしとしては、こうしてメロスピが採用されて嬉しかった!で、次はできればシンフォニック・メタルをやってくれということになるのですが、さあどうなることやら。
とにかくどんな楽曲でもそれを支持していきたいと思います。

2014年11月4日火曜日

佐々木昭一郎の世界

 佐々木 昭一郎(ささき しょういちろう、1936年1月25日 - )は、日本のテレビドラマ演出家である。
東京都出身。元・NHK所属。現在はテレビマンユニオンに所属している。

わたしは引っ越しの度に、本やレコード、CD、DVDなどはなるべく処分していく方針で、どうしても手元に持っておかざるをえないものだけ、長年持ち続けるようにしています。
ですからTV録画したVHSビデオとなるとわずか1本しか持っていません。
そして、そのビデオのなかに録画された番組は、どちらもNHK制作の「四季ユートピアノ」と「安寿子の靴」であります。
「安寿子の靴」に関しては次のエントリーで詳しく書く予定。
今回は、「四季ユートピアノ」の演出家、佐々木昭一郎について書きます。
なぜなら今まさにこの佐々木昭一郎の過去の作品が再放映されているからです。
NHK BSプレミアムで11月3日から始まっています。再放映もあるので見逃した方はぜひ!(http://www.nhk.or.jp/archives/premium/)

佐々木昭一郎といえば主演女優の中尾幸世と来るように、かれの代表作「夢の島少女」「四季ユートピアノ」川3部作(「川の流れはバイオリンの音」、「アンダルシアの虹」、「春・音の光」)で主演しているもっとも重要な女性が中尾幸世さんです。彼女は女優というより素人というほうがあっているようで、佐々木昭一郎の作品以外には出演していないと思うし、NHKの朝ドラの主演が決まってもそれを断ったという噂もあるので、まさに真性の女優です。

 上に貼った動画に中尾さんの一部を垣間見ることができます。 そもそも佐々木昭一郎の演出は、ドキュメンタリータッチな感じでいわゆる役者が演技をしているという感じではありません。素人がそのまま地を演じているような感じなのです。ですから中尾さんはそのまま中尾幸世を演じていたのかもしれません。だからあんなに素晴らしかったのかもしれません。 とにかく80年代前後は佐々木昭一郎の作品に嵌ってました。 今でも「四季ユートピアノ」を初めて観た時の驚きは覚えています。
 なんじゃあーーこの作品は!!
まさに、「まどマギ」を観た時と同じ感慨ですwww
で、VHSに録画していたので数年に一度、思い出したように「四季ユートピアノ」を観るのですが、さすがに徐々に色褪せてきたような気もします。なぜだか、あの頃には新鮮で驚きしかなかったものが少々陳腐なものにみえかけてきています。
どうしてだろう?
で、今観ても圧倒的に面白いと思えるのが、「紅い花」なのです。もちろん、放映当時も滅茶苦茶面白かったですが、この作品だけは今でも面白い。
つげ義春の原作だからか?
いや、おそらくそれは少女の聖性の違いによるもののような気がします。
この「紅い花」は YouTubeで観れます。いちおう、OPだけを下に貼っておきます。名作です。全編はこちらから(https://www.youtube.com/watch?v=EsnbBLTUHGU)。 同じ題名で同じくつげ義春の原作を映画化したものがあります(石井輝男監督)が、映画よりも佐々木昭一郎のTVドラマの方が圧倒的に面白いです。


このOPを観てもわかるように、佐々木昭一郎の映像には川が頻出します。それはまるでタルコフスキーの川と葦のようなものです。
川がなにかを語ってきます。そして、観るものはそこにひきずりこまれていくのです。
久しぶりに、佐々木昭一郎の世界に耽溺したいと思います。

2014年10月19日日曜日

石森章太郎から大友克洋へ



1967年に『週刊少年マガジン』で連載開始となった漫画『幻魔大戦』(少年マガジン版)が最初の作品。
雑誌連載中および初期の単行本では、原作が「平井和正/いずみ・あすか」、作画が「石森章太郎」と
なっていたが、「いずみ・あすか」というのは石森の別名である。
しかし、少年マガジン版は、人類の破滅を示唆する形で打ち切りとなった。

 「アオイホノオ」の舞台となっていた80年台前半に、日本SFの世界では画期的な作品が生まれ出されました。それは大友克洋の「童夢」と「AKIRA」です。
「童夢」の単行本は83年発売、「AKIRA」は82年から連載開始でした。
「アオイホノオ」では宇宙戦艦ヤマトとかガンダムの名前が出てきますが、宇宙戦艦ヤマトは74年に放映された第一シリーズ以外はゴミだというのがわたしの持論で、第一シリーズも前半だけが観るべき価値があり、後半部分はどうでもいいと思っています(中学時代に初回放映を熱中して観ました。そして、後半になってどんどんと物語が崩れていく様を目にして、そして突然の終了とやりきれない思いを抱いた記憶があります)。ガンダムに至っては第一シリーズのOPとともに一貫してあまり興味はありませんでした。いやはやあのOP曲のダサさ加減が尋常ではなかったのです。それでも今聴くとなんとはなくそのダサさがいいように思えてきます(笑)。あの頃は、YMOやKRAFTWERKを始めとしてテクノ音楽の勃興期で、そういう音楽に興味のあるものが「戦え、戦え、ガンダム」なんていう曲を聴くと「おえーーー」となるのは自然な反応だと思うのですが・・・。
で、とにかくそういうSFアニメや漫画をいっぺんに淘汰してしまったのが、「童夢」なのです。この作品は第4回日本SF大賞を受賞しました。漫画としての初のSF大賞受賞でかなり話題になった記憶があります。
とにかくこの「童夢」は衝撃的でした。あらゆる場面が記憶に残っているのですが、下に貼った念動力が球状に伝わることをきちんと画にしたのは大友さんの童夢が初めてではなかったでしょうか。


 そして、それに続く「AKIRA」はさらにパワーアップして今や伝説の作品となっています。当時は本当に夢中になって「AKIRA」を読んでいたものでした。この「AKIRA」を読んでいる時に思ったのは、まずは登場人物のひとりマサル(下右)をみて、これはサイボーグ001ではないかと思ったのはわたしだけではないはずです。また、テツオもなんとなく「幻魔大戦」の東丈を連想させるものでした。


この83年に上映されたSF邦画アニメが「幻魔大戦」です。
漫画の「幻魔大戦」は、わたしは中学1年生の時に読んで熱狂したことをはっきりとおぼえています。あの頃は、中岡俊哉の書いた超能力関係本やノストラダムスの予言等に熱中しており、そんななかで「幻魔大戦」は驚異的にわたしの心中に感染してきました。
こんなに面白い漫画があるなんて、なんて最高なんだああ!と感激したのを覚えています。
ただし、この「幻魔大戦」も漫画の第一シリーズのみが読むに値するものです。
もう一人の原作者平井和正が小説でいろいろな幻魔大戦シリーズを書いています。新・幻魔大戦もあれば真・幻魔大戦もあります。もう滅茶苦茶です。わたしは馬鹿正直にすべての作品を購入して読みましたが、もうなにをかいわんやです。すべてが糞ですwwww
ですから幻魔大戦といえば石森章太郎の描いた漫画「幻魔大戦」を指すということでよろしいのではないかと思われます。
そういうわけで、わたしは角川映画アニメ「幻魔大戦」にはかなり期待していました。
アニメキャラクターを描いたのはなんと大友克洋です!しかも音楽はELPのキース・エマーソンですよ。こうなれば期待せざるをえないでしょう!
で、ワクワクして観賞にいきましたが、結果は残念・・・・。
期待したものとはかなり違うものになっていました。何が違うのかといわれると返答に窮するのですが、おそらくわたしの頭のなかに出来上がってしまっていた堅牢な幻魔大戦のイメージがあらゆる別のイメージを受け入れることを拒否しただけのことだと思います。
なにせ10代前半から熱狂していた漫画ですからそれはそれで仕方のないことのような気がします。


でもとにかくこの映画アニメ「幻魔大戦」が大友さんの「AKIRA」に強い影響を与えたのは間違いないでしょう。もちろん、サイボーグ009もそうですが。 このサイボーグ009の新しい映画版が一昨年公開されました。「009 RE:CYBORG」というやつです。わたしはもちろん観ましたが、確かに映像は格段に洗練化されており、サイボーグの各キャラは大人大人しており観賞に耐えうるものでしたが、話の筋がありきたりな感じで既にどこかで観たような感が満載で、そのあたりがどうもいまいちでした。映画全体としては、5点満点で3点というまあ普通のできではあります。下に、この映画「009 RE:CYBORG」の映像を利用して、TV版サイボーグ009のOPテーマ「誰がために」を流した映像を貼りました。この「誰がために」はとてもいいOP音楽です。当時のアニメのOPとしては出色の出来だったと思います。で、いいとこどりをした下の映像は素晴らしいの一言です。

 

で、サイボーグ009が新たな展開をみせているのと同様になんと「幻魔大戦」も新たに新作が書かれているのです!もちろん、石森章太郎作ではなく、平井和正作でもなく、です。このサイト(http://club.shogakukan.co.jp/book/detail-book/book_group_id/287/)で無料で読むことが可能です。さて、今後どのような展開をみせていくか楽しみですが、あまり期待はしないでおこうと思います(笑)。

ということで、83年には歴史的な作品が生み出されていき、そして翌年84年には宮﨑駿「風の谷のナウシカ」、押井守「うる星やつら;ビューティフル・ドリーマー」が公開されます。まさに、勃興期といえるでしょう。庵野はナウシカで巨神兵を描き、その後、幾つかの佳作を生み出した後、95年にエヴァを誕生させるのです。
あっ、それから「アオイホノオ」にはまったく登場しませんでしたが、当時の大阪芸大の島本和彦・庵野秀明との同級生には士郎正宗がいました。あの「攻殻機動隊」の士郎正宗です。なんと恵まれた学年ではありませんか!